RISE、ROAR、REVOLT(立ち上がり、叫び、叛逆せよ!)
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くっっっっっそ面白かった!
インド映画史上最高制作費7200万ドル(97億円 ※1ドル=135円換算)を掛けて描かれる本作の舞台は、1920年、英国植民地時代のインド。英国軍に捕らわれた村の少女を救い出す使命を背負った“野性を秘めた男”ビーム(N・T・ラーマ・ラオ・Jr./通称NTR.Jr)と、英国の警察官で“内なる怒りを燃やす男”ラーマ(ラーム・チャラン)。敵対する立場の2人は互いの素性を知らぬまま唯一無二の親友となっていくのだが――。インド激動の時代で、彼らが選ぶのは友情か?使命か?家族、誇り、そして一国の未来をも背負った2人の友情と壮絶な戦いが描かれる。
ネタバレなしで見てほしいので、まずは紹介ツイートだけ。
※バーフバリの監督の新作です#インド映画 #RRRMovie #NaatuNaatu pic.twitter.com/lMtY0gxaEi
— シヴァ隊長@Japan Tiger🇯🇵🇮🇳🇺🇦 (@ha_tsaiborg) 2022年4月12日
じわじわ伸びているのでこの映画の宣伝。豪華キャストや、常識を超えるアクションが織りなすインド映画史上最大のアクションドラマ作品「RRR」を是非よろしくお願いします🙇
— シヴァ隊長@Japan Tiger🇯🇵🇮🇳🇺🇦 (@ha_tsaiborg) 2022年4月12日
映画予告編(現地版)↓https://t.co/qsGmAiOb6W pic.twitter.com/4eaFMJat93
ブロマンス要素ありです。 pic.twitter.com/Y64xswyKy3
— シヴァ隊長@Japan Tiger🇯🇵🇮🇳🇺🇦 (@ha_tsaiborg) 2022年4月13日
動画のリンク先↓https://t.co/jFNOSNeX1h
— シヴァ隊長@Japan Tiger🇯🇵🇮🇳🇺🇦 (@ha_tsaiborg) 2022年4月13日
まだじわじわと伸び続けているので、主役を演じている二人である、ラーム・チャラン(1枚目)とNTRジュニア(2枚目)の簡単なプロフィールを記載しておきます。
— シヴァ隊長@Japan Tiger🇯🇵🇮🇳🇺🇦 (@ha_tsaiborg) 2022年4月17日
(ALTを開くと各詳細が見られます) pic.twitter.com/sa2O8f0gNo
— ぱるパカ (@PARU_PAKA) 2022年4月13日
マリオブラザーズやん pic.twitter.com/qxcc6j2Asl
— スーパーマダオⓂ️ (@SuperMadaOdyssy) 2022年4月13日
以下ネタバレあり感想だけど本当に前知識なしで観に行ってほしいから読まないでほしい!
自分が忘れたくないからサクッとまとめておくけど、マジでこれはネタバレもったいなさすぎるので自分で見てくれ!
アクションシーンがすさまじいのでできればIMAXで見て!
本作品は1920年代のインド「をモチーフにした」筋肉ファンタジー!
前半2/3のシリアス展開と後半1/3の筋肉筋肉展開の温度差がひどくて風邪ひいちゃうレベルだけど感情ぐっちゃぐちゃになった。
途中までは「人種差別があまりにひどいイギリス統治下のデリー」を舞台として
二人の真の男による熱い友情(とちょっぴりラブロマンス的なもの)が描かれる。
二人の男は対立した目的で動いている。
ビーマという男は片や総督府を襲ってさらわれた娘を助けようとしているし
もう片方の男ラーマはそのビーマを捉えるよう総督から命じられた立場だ。
「これBASARAじゃん!」ってなる。
立場としては敵同士なのだが、二人はそれを知らず出会い、魂の友ともいうべき深い信頼を結ぶ。
ビーマはラーマの事を兄貴と呼び、鉄面皮のラーマもまた彼と過ごしているときだけは素の自分をさらけ出す。
かなりの時間をかけてこの二人の友情は丁寧に丁寧に描かれている。
しかし結局ラーマは自分の命を救ってくれた親友ビーマを裏切り、一度ビーマを捉えて刑務所送りにする。
(ここまでで1時間30分。インターバルが入る)
この時点まではラーマという男はひどいやつのように見えるがもちろん違う。
そのあとすかさずラーマの悲惨すぎる過去が描かれる。
彼はイギリス軍によって村を攻撃され、母も弟も殺されたのだ。
さらに村のみんなを守るため、ダイナマイトをくくりつけた父を自らの手で撃たなければいけなかった。
この時のラーマはまだ子供だったのに……。
そしてラーマは彼はイギリスへの復讐のため、そして祖国解放のため出世して監査官になり、村に武器を届けようと決意した。
成長した彼は目的を達成するまで決して帰らないという誓いを立て、恋人を残して村を出た。
だから彼は村以外のすべてのものを犠牲にする覚悟だったのだ。
しかし捕らえられてみんなにさらし者にされ、公開で拷問を受けたビーマは
拷問に屈することなく民衆の前で故郷の詩を歌い、民の心を動かした。
これをまじかで見ていたラーマは「武器にたよらない革命」というものが可能であることを知り
自分の身を犠牲にしてビーマを助け、今度は自分が捕らえられて処刑を待つことになる。
(私はこのシーンで、誰一人ラーマの心を知ることなく終わってしまうのか……と思って涙が止まらなかった)
一方ラーマに助けられて逃げ延びたビーマはそのことを理解していなかった。
むしろ兄貴と慕っていたラーマに裏切られたショックで彼を許せない気持ちでいっぱいだった。
しかし、偶然の導きによってビーマはラーマが村に残してきた恋人のシータと出会う。
シータから彼がいかなる志を持って行動していたのかを聞かされてすべてを知るビーマ。
ラーマが全ての人生を賭けていた目的を曲げてまで自分を助けてくれたことに涙する。
そしてビーマもまた、命を賭けてラーマを救うために行動を開始する……。
といった感じです。
ストーリー要素は以上で終わり、ここから先の展開は爽快なアクション映画に代わるので実際に見てほしい。
ここからは「史実?お前はイギリス統治下のインドがどれほど悲惨だったかわかってんのか。そんな陰惨な歴史を誰が見たいんだ。映画を見に来る人はエンタメと笑える展開を求めてるんだよ!」といわんばかりに、すがすがしいほどのお馬鹿映画となっている
私バーフバリも見たことなかったからこの監督の作風全然知らなかったんだけど「なんじゃこりゃwww」ってなったよ。
実写版ゴールデンカムイ見るよりこっち見ろ!お前らが求めてる筋肉がここにある!