頭の上にミカンをのせる

「命令されなきゃ、憎むこともできないの?」(ブルーアーカイブ#3 エデン条約編3.私たちの物語)

最近のこのブログのお気に入りは「アークナイツ」です
アークナイツ
kindleセールの紹介
新NISA解説ブログ
発達障害

咲×YOSTARの駅前コラボ広告が炎上した話と、スーパーのリアル店舗ではヘルシーメニューが売れない話について



人はインターネットとリアル店舗で買い物をしてる時は「望んでるもの」「気分」が違う。

実際に女性や高齢者に売れるのは「ミニサイズのカツ丼だ」

…少なくともその時はヘルシー系を望んでいない

ネット系とは客層が違う。ネット系だと意識が高い方が売れる。
「管理栄養士が計算!なんと糖質15g以下!…」的な打ち出しが響く。
でも店頭だと…そういうのはまず売れないらしい…店頭売りとネット…やはりそれぞれの最適がある


女性はエッチなお話をこっそり楽しむのは大好きです。ある意味男性以上に

www.tyoshiki.com
www.tyoshiki.com

リアルで男性に乱暴にされたいと思ってなくても、その手のレディコミは人気だったりもします。
というより、基本的に女性はエッチなマンガが大好きです。
anond.hatelabo.jp


フェミだってこの手のえっちな絵は大好きな人が多いです。
例えば以前フェミ騎士として中堅くらいの男性がいましたが、
この人はTwitterのリストは女性アイドルのおっかけばかりをしており
pixivではエッチな二次画像を収集しているとして話題になったことがあります。

というか、今までの言説を見るにTwitterでフェミ発言を堂々とやってる人はほとんどがオタクです。
特にエロ表現に関する解像度が一般の人よりはるかに高いです。
そして腐女子といわれるBLを好む人が多かったり比較的自分の好きなエロ発言には寛容です。
つまりツイフェミといわれる人はたいがいがムッツリさんなのです。エロ絵そのものは否定してない。*1

実際に咲の絵に対して絵そのものを否定してる人はそこまで多くなかったと思います。(今回はいいだしっぺの尾辻さんが咲の内容そのものにケチをつけてた件にたいし、ツイフェミからも待ったがかかっていました)

一方で男女問わず通勤時にエッチめな女の子のイラストを見ると「今はそういう気分じゃないのに…」という気持ちになる人は結構多い(特に朝)

咲の絵そのものがいかなる場でも許されないといってる過激派はマジで少数派です。批判してる人は雑にTPOとか公共の場とか性的搾取とかいろいろ言いますが、実際はそんなだいそれたもんじゃない人の方が多いです。

年を取ってオッサンオバサンになってくるとエロ胃袋が弱ってくるんです。その結果「その気分じゃないときにエロ絵を出されると胃もたれする」ようになってきます。性欲が衰えてきてるのでQEK(急にエロが来たので)状態に対してしんどいなって思ってしまうようになります。
とにかくエロい気分でないときにエロい絵を見せられると疲れるんです。公共の場というか「エロいものを見たい気分でない時にエロい絵を出すな」というのが本音です

これは私も割とそうです。咲の漫画は好きだしtwitter上で流れてきたら余裕でいいね!をおしますがなので公共の場とかはどうでもいいんですが、さすがに秋葉原駅以外でああいう広告出されると食傷気味にはなります。


なお、女性の側はもう一つ問題があって、昔の飲み屋で女性の水着姿なんかが貼られてたのと同じ感覚になるのだと思います。要するに「ここは男が堂々とエロの話をしても良い場だぞ」といわれてるような気がするのでしょう。なんとなく「女性に対してデバフ効果がかかる結界」
が張られている感じになっちゃうんですね。 実際に秋葉原駅以外で堂々とBL作品の広告が貼られてる場所があったら「お前はここ場違いだぞって言われてる?」と感じてちょっと居心地が悪くなるかもしれません。実際にそういう場を見たことがないのでなんともいえませんが。誰もが使う場である公共交通機関なのに、「ここは男の場だ」って主張されてるような感じがするのは嫌だなってのはわかります。

いうまでもなくリアルはネットほどすみわけ力が高くない

リアルはネットと比べて「嫌なら見るな」が言いにくい場所であり、ネットよりも表現に関して問題が起きやすいです。

だからこそ、インターネットよりもお互いが丁寧に議論をすべきだと思います。

なにがどういう風に嫌なのか、それはどうしたら解消されるのか、そもそも解消する必要があるのかと、とか。

私はインターネットの表現に関しては直接だれかを害する表現(はすみとしこさんによる伊藤詩織さんを揶揄して描かれた絵とかなど、明確に誰かを傷つけることを意図して描かれた絵)を除いてはほとんど表現の自由でいいじゃん、って思ってるんですけどリアルに関してはそこまで寛容であるのは違うとも思ってます。


そういう意味で、リアル店舗とインターネットで、人の「気分」はここまで変わるんだよ、というお話はちょっと面白いなと思いました。

*1:ツイフェミにや「真のオタク連合」あたりによるオタク批判というのは、「宗教性の違い」のようなものです。革マル派による中核派叩きみたいなもんです。ただの内ゲバなので、むしろ為政者には便利といってよいでしょう。