ちょっと前にこういう記事を書きました。
tyoshiki.hatenadiary.com
作品批判する意図はまったくなく、自分の問題として語ってはいるものの、正直その作品に途中で挫折した人が、自分が読めない理由を書いているわけで、完全ににわかが知ったかで作品についてかたってるわけですから、その作品を気に入っている読者の方からしたらあまり気持ちが良いものではないと思います。*1
でも境界線上のホライゾンの読者さん、いい人たちばかりで、怒ったりすることもなくみんな優しく教えてくださいました。(ただしレベルが高くてパンピーの私にはスパルタに見えるw)
http://tyoshiki.hatenadiary.com/entry/2018/09/10/224938 - Twitter検索
で、ツイッターでも書いたんですが、
いやほんとにホライゾンの読者さん、意味のわからない人たちに絡まれて勝手にレッテル貼られて迷惑してるはずの当事者なのに(他人事のように言ってますが、私も迷惑かけてる自覚はある)その件については何も言わず、作品に興味を持ってる人にだけ丁寧に答えてくれるといういい人たちばっかりで。こんな対応されたら作品のこと嫌いになる要素がまるでない。
今回の件で差別についてごちゃごちゃ揉めてる人、こういう人たちの人間性を完全に無視してて、そちらこそ属性消費やってるということに完全に無自覚なんだと思うけどラノベなんか読んでるやつはどうせこうに違いない、じゃなくて実際にどんな人かをちゃんと知ってもらいたいなあと思いました。*2
と、いうわけで。
10月からもう一回境界線上のホライゾンについてチャレンジします!
・コミック版読み直す(川上稔完全監修で原作一巻の内容までカバー)
・アニメ借りてきて観る(24話あるけど原作2巻の内容までカバー)
までやった上で続き読みたければ読む、という感じで。
ここからはただの返信用なので、興味の無い人はここで閉じて閉じてください。
いろんな読者さんの貴重なご意見をいただきました。すぐに返信すればよかったんですが時間が開いてしまったのでこちらで返信させていただきます。本当にみなさんありがとうございます。
そもそも「境界線上のホライゾン」ってどういう人が読んでるの?どうやって楽しんでるの? - この夜が明けるまであと百万の祈り https://t.co/UO0HODBDBX
— サトⅡ@喪中 (@YATURUGI8) 2018年9月19日
マルチタスクというか、挿し絵のない人には映像を脳内イメージで差し込むけど、基本的には文章を感覚的に映像化してよんでますね
このへん、確かにこの方の書く通り全部が全部まるっと収まってる高カロリー料理だというのもありますが、そもそも川上氏なら余計なことを書かないと信じてるというのがある
— サトⅡ@喪中 (@YATURUGI8) 2018年9月19日
だって終わりのクロニクルでリアルタイムにあわせての完結をやりきってる実績があるのだから
多分最終巻は、恒例の
— サトⅡ@喪中 (@YATURUGI8) 2018年9月19日
1 限定戦力の全力で突撃
2 ラスボス倒して目的達成やったー
3 それじゃ終われねぇなぁ!と第二戦
4 全軍総員総突撃!最後の一撃を決めるまでこらえろ!
5 主人公ズによるラスト一撃
になるはずなのです
それがたのしいのです
このあたり読んで、ワンピースの60巻くらいを読んで興奮していた時期のことを思い出しました。また、読者の人が著者の川上さんを深く信用されていることが伝わっていてそのあたりがとても良いなあと。
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— TM (@TM_KG) 2018年9月18日
境ホラの魅力とは、前作以前から積み上げられた
「広げられた風呂敷を綺麗に畳んでみせる」快感だと思う。
これだけのボリュームをきちんと畳めるんですね・・・。私は終わりかたがきれいな作品がものすごく好きで、こういう記事書いたこともありますので、その点はものすごく評価高いです・・・
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— Re:手拭地獄 (@tenuguijigoku) 2018年9月18日
実際に境ホラは満漢全席的なのかもしれない。内容がむちゃくちゃ多いし、逆に一つ一つなの要素は、一つに特化したものよりは薄いだろう。
自分の考えが致命的に間違ってるわけじゃなくて良かった・・・・・・。でもやはり読み進めていかないとわからないこともあって、それが魅力なんでしょうね。
仰る通り脳内マルチタスクで読む!でも時々諦めてざくっと飛ばしたりもして、後々読み返す→「アー!!!!アー!!!!」となる。たのしい(30代・女性)
— 迷@9/23SHTお休みかも (@teritamayo) 2018年9月18日
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「一度読み飛ばして後で読み返す」、二度読み返して気づくことが多い作品は名作!
文章的な情報で捉え始めると、絡み合いすぎてパンクするから、擬似的な画像情報として整理しながら捉える。
— 🍆コッ豚🍠 (@kottt223) 2018年9月18日
イメージとしては絵コンテをきる感じかな。
この読み方ができるようになると、ストーリーのある文章は早く読めるようになる(自分の中ではそう思ってる)
慣れている題材なら割と得意なはずなんですが、この作品はスケールが大きい描写が多くてなかなか難しいです・・・・・・SF苦手が如実に出てる。ただ、これについて漫画やアニメで初期のイメージを作っておくとそのあとすんなりというアドバイスもあり、そのあたり楽しみです。
ただまあ、これは個人的な理解なんだけど、おれは単純に歴史にifレイヤーを乗っける話が好きで好きで仕方ないんだよね。時代小説とか。ホライゾンも基本はそのラインで読んでいる、気がするんだけど、問題は1巻って実はあんまりそういうとこないので、なんで読み続けられたのかはわからない。
— 生方一寛 (@na_ma3) 2018年9月19日
なるほど、ifレイヤーのお話が好きな人にはとても面白い、と。私はまずベースとなる知識が弱いのでif以前の問題なのですが、やはり歴史そのものに詳しい人が多いのかな?
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— 秋🍡 (@aki_kut) 2018年9月19日
あたまからっぽにして読むにはマジ向いてないんですが、一回通しでざくーっと読んで、そっから好きなとこ読んで言っても話し通じる楽しみ方とか
なるほど、本当にそういうよみかたして大丈夫かな?という不安があったのですが、そういう読みでも大丈夫って読者の方に言っていただけるのは心強いです。私「ランスシリーズ」がめちゃくちゃ好きで、作品ストーリーを楽しんだ後に設定を読み込むというのがめちゃくちゃ好きだったのですが、そんな感じでいいのかな。
音楽ジャンルで言うと、歌詞があって曲にも物語的な展開のあるポップスでは無いのかなと、境ホラは
— くまちゃん (@TOMOMAKU) 2018年9月19日
どちらかというとインスト
あとは、テクノだトランスだとかダンスフロアに流れるような音楽に近いのかも
好きな音楽の展開に身体のリズムを合わせて行くというか
すごく面白い表現。本を読むことをってこういう身体感覚で考えることが少ないので参考になります。キャラ個性もあるけどその背景を理解するほうに楽しみがある、という作品なら私の好みですね。
初読はとにかく流しで読んで、そこで得た余韻に浸りつつ、印象に残ったシーンに至るまでの過程とかちょいちょいめくり直して、数日後にまた読み返すのがここ近年の読み方かなぁ……
— パンダ (@Wamunavi) 2018年9月19日
ちょっとした歴史研究みたいな感じですね・・・・・実際読者の方が集まったらなにかの研究会みたいな雰囲気になるのかも・・・
私はわりとざかざかざかーと読んでわからないところは身内のカワカミン中毒者にきいて補完してます…
— 藍矢 (@Aiya_ayiA) 2018年9月19日
…ちょっと数10センチ積んでるのOVAまでに読まねば…
周りにカワカミン中毒?者の方がいると安心して読めて良いですね!話もできて読む動機にもなるし。まずはここからはじめるべきかも。
えーと、ジャンル中堅サークルですが、初心者向けの導入解説漫画(?)で「原作買わなくていい」「アニメ見て楽しめればいいよ」とか描いたね | そもそも「境界線上のホライゾン」ってどういう人が読んでるの?どうやって楽しんでるの? - この夜が明けるまであと百万の祈り https://t.co/cU9lAIUgnR
— ショコラ@08/11東チ27b (@chocolat_shop) 2018年9月19日
わかりました。ここまで書いた手前、最低でももう一度アニメは観ます! 初心者向け導入解説漫画、ぜひ読んでみたいです・・・。
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— 吾輩は猫になる。名前は「まだない」 (@madanai_no) 2018年9月19日
こちらの記事の方の書いてる事はもっともなので、この方の悩みを解決するためにも都市シリーズとクロニクルシリーズをおすすめしたい(鬼畜
多分、楽しめるようになるには
— 零式(空中分解) (@DiscEater) 2018年9月19日
・都市シリーズ、激突のヘクセンナハトで慣らす
あたりが要るんじゃないかなーと個人的に思う。
さらに読む本が増えるよ、やったねよしきちゃん!
めっちゃ笑ったり泣いたりしてだいぶ読んだなーって思ってふと右手と左手を比べるとまだ半分くらいで、わーいまだこの倍もある!って読んでく
— きみたり/君足巳足 (@kimiterary) 2018年9月19日
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こ、これがカワカミン中毒者・・・・・・本と思って読むからいけないのか。薬と思って読m
ブログの文字数制限の都合で、短めの回答の方はこのような形で。
・私は一周目での理解を諦め、まずは勢いで読む。そんで流れがわかった上で二週目入ってるな
・全部全部じっくり読むのではなくて、好きなキャラの出番はじっくり読み、味付けが好みではない部分についてはサラサラっと読む感じです、私は
あの分厚い本を二周前提、剛の者だ・・。読む側にも緩急をつける力が必要ですね。中毒者、なにかの異能に目覚めてる説・・・。
わかるー。すげーよくわかるー。私も全てを想像出来てないし、むしろ斜め読みなとこもあるわー。だから想像しきれなくて途絶えたとこはあるわー。
それでも十分楽まめるというところがあらためてすごい作品ですね。
うん、すまん。マルチタスク的に読んでる
ギャアアア。そういう楽しみか方できるひと本当にすごくてうらやましい!
連射王で慣らしてみてもいいかもしれない川上節かつシンプルで登場人物少ないし
連射王推しの方も多いですね。本当に昔から読まれてるんだなぁ・・・・・・
これ読んで改めて思ったけど、境ホラって羽柴と徳川で分割刊行してくれたらな…と
う・・・参加できない・・・悔しいっ
「味付けが濃すぎる」上に「ボリュームも多すぎる」料理 言い得て妙ですね
自分でも珍妙なもの言いかとは思いますが、そんな感じです。物語消化吸収力を鍛えたい・・・
・作品の描写に際して解像度が高すぎる、成る程なあ。だがそれがいい、と言えてしまう自分は重度のカワカミン漬けなんだろう。
・凄いわかる。だがワシは読む、読み続ける…
すみませんすみません。読み続けられておられるかた、本当にすごいと思うし、そのくらい作品のことを好きということだと思うので、うらやましいです。
・分からないでもない
・なるほどナーとうなづける部分も結構ある良記事だった。特に味付けの濃い料理なんてのはまさに境ホラを端的に表してる気がする。
・実に鋭い指摘と視点で度肝を抜かれた。境界線上のホライゾンはいいものだが、読み方間違うとドツボだぜ。
たぶんズレてる部分もあるかと思いますが、もしよければまた教えてくださいm(_ _)m
そう言えばこちらの方の記事読んでなるほどなーってなったけど逆にここまで書かれてる作品ないから他を読むと「大丈夫?描写足りてる?」ってなる
こっちがデフォルトになると他が物足りないですよね。なるほどそういう人も居るのか・・・・・
・この感覚すごくよく分かる
・読んでみた。なるほどなぁ
・的確
・最新刊まで読んでる人間だけど、全てにおいて同意しか出来ない
そういっていただけて助かります。的外れじゃなくてよかった。実際に読まれている方ならもっと面白い表現あるかと思いますがお任せします!
俺だああああああああああああ!
お前だったのかああああああ! ナカーマ。
女性人気あるのか…書物も見た目じゃわかんねぇな
らしいっすよ。でもソースがないからよくわかんないっす。
おまけ。
これだけ調べた形跡が見える筆者も境ホラが過去にそっちの(表現規制したい)人から攻撃受けたんだけど、消費される少女と指摘したのが実は女装したキャラで盛大に笑われただけで終わったという事例があったことを知らないっぽいので、知識というものは偏るものなのだなとしみじみ思います。
— いまじめるべぇ (@nazo_imagi) 2018年9月18日
それは知らんかったよ・・・先に書いたゾーニング記事とは矛盾しちゃうのでわたし的には不都合な話ですが、これは私の調べが足りなかったです。でも面白いw