安倍総理の辞任のきっかけとなった潰瘍性大腸炎についてですが
https://news.yahoo.co.jp/articles/a50a6031bc75499cf15d116209e64af6235187ab 〈アサコールという飲み薬が画期的に効いて寛解状態が続き、「また悪くなるのでは」との懸念がなくなり、精神状態も本当に楽です。CRP(炎症反応)検査値はゼロ、内視鏡検査の結果は「何もない」。この40年間で初めての「何もない」状態です〉(『消化器のひろば』2012秋号) 寛解とあるが
寛解はしても完治することがない本当に厳しい病気なんですね。。。
「腸よ鼻よ」はGANMAで全話読めるゾ
と言いつつ、何話かだけネットワークで読めません。20話と21話は読めず。
とりあえず今日は32話までのまとめを書いておきますが、残りも読みながら行進していきたいと思います。
作者は19歳の時に発症してから体重が一年間で57キロ→37キロと20キロも減少したそうです。しかもその途中に逆に太る機会もあってそれ。
この一点からも身体に深刻なダメージを与える病気であることが伝わります。
この深刻な病をギャグとして笑えるように描きつつも、かつきちんと具体的な症状や治療の過程がわかるように描かれていてすごい。
19歳で潰瘍性大腸炎になる
・水を飲むだけで胃がぜんどう運動してしまう。食べるのが怖い
・栄養失調によるカリウム不足で毛が抜ける
・静脈炎や絶食で血管がボロボロになり点滴もできないほどに
・鎮痛のためのステロイド等の薬による副作用
→過食・体力急増・だるさ・多汗・のどのかわき・睡眠不足・ムーンフェイス
→免疫低下。皮膚や粘膜が弱くなり、鼻血が出て止まらなくなる。
・過酷な食事制限
・薬まみれの生活
マンガ家として奨励賞をもらうが、免疫力が下がってる状態で東京に行ったせいで「偽膜性大腸炎」にもかかり入院
薬を変えて少し服薬の負担は減る(この時安倍首相の名前が出てきてる)
血液浄化療法(L-CAP)を試す
腸を攻撃する免疫機能(白血球)を除去する。
連載会議に通るも病状が悪化し2週間の絶食点滴生活
デビューした作品の1話~3話は入院中の病院で描く。
無理をしすぎて拘束具を着せられる羽目に。
その後退院して何とか卒業。 まだ20歳
あまりに頻繁に入院を繰り返すので慢性持続型の潰瘍性大腸炎ではないかということになる。
薬を変えるが副作用がちょっと怖い……。
当時のツイッターはtogetterにちゃんとまとまっている。
togetter.com
金がないので一人で原稿をやり、体調を崩して入院してはまた金欠になるという悪循環に陥る。
この時までに1年間で20kg体重が減ってしまう。
1話ごとに扉絵で腸に優しいレシピを紹介してくれてるので困ったときにはこの漫画読み返そう
とにかく脂質が高いものをとれないので、これらはそのままダイエットの役に立ちます。
<低カロリー>
・卵、ちゃわんむし
・うどん
・白身魚
・とりハム最強
・人参やかぼちゃ
・だし汁や、リンゴジュースに塩
・白菜(カリウムが豊富)→レンジで5分チンして顆粒だしと醤油で和えるだけで食えるらしい。
<高カロリーだが脂質は低く胃に優しい>
・バナナ
・かぼちゃスープ
・牛乳パックでカステラ(25話)
・低脂質シチュー(29話)
あと、血管って筋肉だからマジで血管のためにも筋トレ大事なのね。