アークナイツで「イフリータ」がうちのロドスに来てくれたので使ってたんですが
負けるたびに「お前だ…お前のせいでオレサマは恥をかいたんだ!」ってののしられるのでつらい……。
任務失敗時のイフリータのセリフは
— PEN.‹period›nanoda (@PENnanoda) 2020年3月15日
捉え方変えれば
「お前だ!お前のせいで俺様は
(ドクターの前で)恥をかいたんだ!」
他のオペレーターへの八つ当たり
とも聞こえるしね。
信頼値上げてったらイフリータの
見方が変わった。#アークナイツ
でもいろんなイベントでイフリータの話出てきて、見てるとこの子素直じゃないけどめっちゃいい子やん……って感じで好きになってきました。
というわけでイフリータちゃんをめぐってライン生命で悲惨な事件が起きて「サリア」「サイレンス」が仲たがいするに至った過去について語るストーリーを読んでみました。
「サイドストーリーだし、1巻分くらいのボリュームかな…」と思ったら単行本4冊分というすごいボリューム。
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アークナイツ、サイドストーリーもいちいち気合が入っててやばいんだが。
※全話無料で読めるのはありがたいのですが、なぜか日本では単行本化されていません……めちゃくちゃもったいないので単行本化はよ!(下記は中国語版です)
サリアもサイレンスも、どちらもそれぞれの立場からイフリータを守ろうと思っていたが、サイレンスはサリアを信じることができなかった……
ライン生命ではイフリータを使って人体実験をしようとしていた。
イフリータの担当医であったサイレンスは、このたくらみを阻止すべく信頼していたサリアに助けを求めようとする。
しかし、二人が実験の障害であると感じていたパルヴィスは、彼女たちの仲を裂くべく、サリアに対する嘘をサイレンスに伝える。
この時点ですでに周囲から追い詰められて心の余裕を失っていたサイレンスは、パルヴィスの嘘を見抜くことができず、サリアを敵視するようになってしまう。
その結果、サリアに相談することができず、自分で思いつめて行動を起こすのだが…。
その結果、最悪の結果を引き起こしてしまうことになる。
いや…こんな経験をしておいて、今普通にせいかつできてるのか。イフリータちゃんどんだけ強い子なんだ。
このエピソードの背景にある「炎魔計画」はクルビア国防省が絡む陰謀で、リターニアの「巫王の生き残りたち」よりもたちが悪いわけだけれど……
今回の事件を主導したパルヴィスや、彼の行為を承認したクリステンすらも単なる悪人ではないというのが厄介すぎる。
この「オリジニウム・レコード」はマクロ視点で人類を救済しようとして、目の前の犠牲を軽視するパルヴィスやクリステンとまずは目の前の人間を守るべきと考えるサイレンスやサリアとの間に大きな乖離が存在する。「鋼の錬金術師」にもそういうやつらがいたけれど、こちらの悪役にはもっとちゃんとした信念がある。それゆえに厄介だなと思う。
そういう意味では、このエピソードはウォルモンドの薄暮の悲劇をより大きなスケールで描いた話と考えらえる。
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まだこの陰謀をめぐるエピソードとしては序章が終わった段階というところで、どういう風に決着がつくのかとても楽しみである。
できれば、イフリータちゃんが寿命で死んでしまう前に、問題が解決されてほしい……。
オリジニウムレコードの終盤ではわずかな希望が描かれていて、アークナイツのシナリオの中ではこれでも有情なほうか
意外と、この作品の最も根源的な部分(オリパシー)の解決は、ドクターではなくてサイレンスが担うかもしれないですね。そうなったらいいなあ。
おまけの現状報告
ずっとコツコツとサイドストーリーを読み進めててようやく「翠玉の夢」まできました。
とにかくサブシナリオですら1回あたりラノベ2冊分くらいのボリュームがあるので読むの大変なのよ…。
ここで本格的にライン生命の話が出てきて、いろいろやべーって思ってるわけですが
「そういえば孤島激震の時もサリアとサイレンスの仲が微妙だったなぁ…」とか
「イフリータの話してたなぁ」と思い出し、お世話になってるYT22さんやラギラギさんの解説を読んで。
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ある程度理解もできてきたことだし、と思って「オリジニウムレコード」を読んだらすっごい丁寧な作品で面白かったというわけです。