うがーだるい。だるくて普段の40%くらいしかパフォーマンスが出せない。
テンションは高いのに身体がツイてこない状態はマジで心がつらくなるから早くなんとかしてくれー。
「疲れが抜けない」「だるい感じが続く」— 医学的に考えられる主な原因
① 感染後疲労(Post-viral fatigue)
軽度のウイルス感染(風邪や胃腸炎など)にかかったあと、目立った症状が治まってもだるさだけが長く残ることがあります。特に以下のような場合に多いです:
渡航先で食べ物や環境に慣れていなかった
エアコンなどで体が冷えた
軽い風邪に気づかず無理をした
感染後の倦怠感は1〜2週間ほど続くこともあり、回復には安静と栄養、睡眠の確保が大切です。
② 自律神経の乱れ(自律神経失調症)
旅行で生活リズムが乱れたり、旅行後に日常へ戻るストレスがあると、自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスが崩れます。
自律神経の乱れによる主な症状:
症状 | 内容 |
疲れが取れない | 睡眠を取っても回復しない感覚 |
だるさ | 身体全体が重い、動きたくない感じ |
寝つきが悪い/眠りが浅い | ぐっすり寝た感じがしない |
朝がつらい | 起きるのに時間がかかる、体が重い |
その他 | 軽い頭痛、食欲不振、気分の落ち込みなど |
→ 対策:
・毎日同じ時間に起きて、朝日を浴びる(体内時計のリセット)
・就寝前のスマホやカフェインを控える
・ぬるめの風呂にゆっくり入る(交感神経を落ち着ける)
・無理に活動しすぎず「休むことに罪悪感を持たない」
③ 鉄欠乏性貧血・甲状腺機能低下症などの体内異常
慢性的な倦怠感や疲れが続く場合、以下のような内科的原因もあります。
疾患 特徴
・鉄欠乏性貧血 :顔色が悪い、息切れ、立ちくらみ、だるさ
・甲状腺機能低下症: だるさ、寒がり、体重増加、便秘、むくみ
・慢性疲労症候群 :極度の倦怠感が続き、日常生活が困難になる
→ 血液検査を行うことで比較的簡単に判別できます。
🩺 今後どうすべきか
まず自分で確認してみてください:
熱・頭痛・胃腸症状はないか?
食欲や眠りの質はどうか?
旅行前と比べて、体重の変化や気分の浮き沈みはあるか?
もし以下のような状態であれば、一度内科の受診をおすすめします:
・倦怠感が2週間以上続いている
・睡眠や栄養をとっても改善しない
上記のような他の不調(動悸・頭痛・胃腸症状など)を伴う
・朝起きるのが極端につらく、日常生活が困難
💬 最後に
疲れが抜けない、だるさが続くというのは、単なる「気のせい」ではありません。
お身体が何らかのサインを出している可能性もあるので、「しっかり休んでいるのになんで?」とご自身を責めず、早めに適切な対処をしていただくことが大切です。
もし可能であれば、最近の生活リズムや気になる症状をもう少し詳しく教えていただければ、さらに具体的なアドバイスができます。
どうぞご無理なさらず、お大事になさってください。