頭の上にミカンをのせる

もうマンガの感想だけでいい気がしてきた

「侍タイムスリッパー」  後悔と自責の蟻地獄にハマった人間に対して、「暗いままの明るさを生きよ」と言う答えを返してくれる作品だと私は勝手に受け取りました

www.tyoshiki.com


「再会系女子はどうすりゃいいですか?」を見て思い出したので・・・

再会系男子(長州藩と会津藩の藩士が現代で再会)はどうすりゃいいですか? → 今という時代をせいっぱい生きよう

「俺は・・・情けない男だ」


「俺達は互いにこの国を思って己の信ずる道を精一杯生きた。それでよいではないか。」


「そうだな。今という時代を精一杯生きねばな」


「あの頃の俺達の思いも時代劇も、やがて忘れられる日が来るだろう」


「だが、今日がその日ではない」







一応マジレスすると本作品は「後悔と自責の蟻地獄」がテーマの作品かなと受け取っています。

前半のケーキのシーンが有名すぎて「現代日本の肯定」みたいな受け取られ方してるけどそ、私はそういう話だとは受け取らなかった。




ぶっちゃけこの作品、1時間40分まではなにがやりたい作品なのか私はよくわかっていなかった。



時代劇という者に真剣に取り組むお仕事ものなのかな、くらいのぼんやりした感想しかなかった。



そして「追加設定」のシーンでようやくおおおってなった。



私はこの作品は時代劇への愛を描こうとした結果
「戦争」というかもっというと「戦争で負けるということの取り返しのつかなさ」を描いたものだと感じた。
戦争で負けるということの救いようのなさを極小ミクロの人間ドラマに落とし込んで描いた作品なのではないか、と。




でも、だとすると本作品はラストシーンでそこまでこのテーマは回収してくれなかった。

そのため、どう受け取ればよいかがよくわからなかったので

「1つ1つのシーンが丁寧で良かったよね」とか「最後の剣戟シーンで魂を揺さぶらられるよね」くらいしか言えなかった。





その後で、自分の課題意識に沿って調べてみたらこんな記事が見つかった。





note.com


というわけで、「侍タイムスリッパー」に関してはこの感想記事が素晴らしすぎて特に語ることがないです。


なので、後は思いついたことをメモするだけです

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