子供に「何で勉強するの?」と聞かれたら、どう答えますか? | シンプルライフ
子供の「何で勉強するの?」に答えるのは、本当に難しい。 - いつか電池がきれるまで
とりあえず自分の考えは別に書くとして、
本当にこの問に悩んでる親の人がいたら
子供に「高杉さん家のおべんとう」読ませとけばいいのではないかしらん。
この作品、対人能力皆無の久留里ちゃんがだんだん成長していって
そのたびに問題も少しずつレベルアップしていくので読んでてすごく楽しいし
一緒に悩んでる間にいろいろ考えさせられてそこがいいなーと。
この作品においては「高校に行って勉強する意味ってあるのかな?」という問が出てきます。
27話
「作ってもらうより いっしょに作るひとになりたい な
はやく 大人に なりたいなぁ」
からの28話
「大人になるって、働く人になること…だよね
就職って進路もアリ……かなあ」
「えっ!高校行かずに!?」
「う…うん」
というくるりちゃんのつぶやきから始まるラオス編のエピソード好き。
「そもそも勉強って何のためにやるの?」についての暫定的な結論は結構ぐっと来ます。
「○○○○○○を学べれば勝利」なんだよね。
抜き出すとどうしてもニュアンスが変わっちゃうので、
できればそのまんま読んでみて欲しいです。
他にも、これは別のエピソードなんだけれど
勉強することや、考えることの大切さを教えてくれる言葉があってすごい好き。
「そんなことわかって何か良いこと有るの?
就職に役に立つの?そう思いますか?
そうですね。これは私個人の考えですけれど
大切なことや大切な人をきちんと大切に出来る。
そんな人になれると思います」
「正解のない問を考え続けることは重い。
だけど、その重みこそが人とつながる実感なのだろう。
頑張れ久留里
君はその重みに耐えられるはずだ」
久留里。我々は変わらなくてはいけないようだよ。
家族といえど人間関係ばかりは盾になってやることはできない。
だからせめて矛となるものを君にはもたせようと思う
まぁ私がこの作品が好きな理由はこういうところではないのだけれど。