頭の上にミカンをのせる

「命令されなきゃ、憎むこともできないの?」(ブルーアーカイブ#3 エデン条約編3.私たちの物語)

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「翻訳された言葉」の文字面だけみてあーだこーだー言わないように気をつけたいところ

反省文です。


http://english.cheerup.jp/eedict/search?name=benevolent



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確かに。。。施しというニュアンスですね。


大変申し訳無い。私も最初この訳語を疑わなくて、「慈悲深いかどうかはどうやって判断するんだよ」という全く意味のないところでひっかかってしまいました。
記事を読んで文脈は把握していたつもりなのですが、それでもこの「慈悲深い」という言葉に引きずられて、思考がだめな方向になっていたと思います。

そうじゃなくて、女性の人は、

・対等の立場として扱ってくれるけど贔屓をしない人と
・下の立場として扱うけど、その代わりに施しをしてくれる人

どちらをよしとするか、という話になりす。慈悲深いという言葉を考える必要など全くない。その点を押さえられてない議論はすべて無駄ということになりすぎる。



このように、ニュアンスを伝え間違った翻訳によって、議論がぜんぜん違うところで話が進展してしまっているって本当によくありますよね。

よくあるのが「性的志向(指向)」と「性的嗜好」の混同。

これもどう考えても、輸入した概念を日本語に無理やり直したものですが、
これ、英語でいうと全く違う言葉を使って表現するものなんですね。

端的にそれを示しているのが先日の勝間さんの発言。

今日、外国特派員協会で英語でスピーチしました。文法は無茶苦茶でも、日本語意訳、ちゃんと通じてた。まぁ、これみると、みんな勇気出るかも。 - 勝間和代が徹底的にマニアックな話をアップするブログ

We are not fetishism, not hobby. This is just we are.

指向(志向)は、what I am(私そのもの)とかIdentityみたいな話で。

嗜好はhobbyとかfetishism。



……
………

ぜんぜん違うじゃん!
こんなの一緒くたにしてたらまともな議論できるわけないじゃない!
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*1


元の言葉だとぜんぜん違うのに、全然違うものを日本語だと同じ発音にしてしまい、そして、漢字の意味を区別できる人は実は少ないので、勘違いが生じる。
これいつも不幸なことだなとおもってますし、自分もよくハマってしまってる気がします。


ほんとに気をつけないと……。

*1:っていうとhobbyこそ私そのもの、CLANNADは人生っていうレベルのオタクの人は怒るかもしれないけど