禁断症状がすごいのだわ。。。
三日間自宅のPC触れてないだけでそわそわしてるのだわ。。。
でもいい加減PCばっかり触ってる人生から離脱しないとなのだわ。
つらいのだわ。
おまけなのだわ
トランプが米国の景気刺激対策のために100兆円ばらまくって言ってるでしょ。そのお金どうやって作ると思う?
これね、アメリカ国債を売るのだわ(追加発行)
今おっそろしい勢いで国債価格下がってるでしょ。(利回りは上昇)。
それは当たり前というか、いくら債券市場が株式市場以上に大きいとは言っても
いきなり予定になかった100兆円売りの玉がどかんと降ってきたら処理しきれないのだわ。
引き受け手となる金融機関側は、急いで国債を買うためにドルを用意しないといけないから
無理くりにいろんなものを現金化してドルを用意しないといけないわよね。
もし今銀行などの現金余力が厳しかった場合は取り付け騒ぎになってもおかしくないのだわ。
だから、こんなことをされたら短期的には嫌でも円売りドル高になるのだわ。
もちろん安定的な実需じゃないからここでドル高円安だから日本株買いみたいないつもの常識は全く通用しないのだわ。
このオペレーションが終わった後はものすごい勢いでドル円が売られるかもしれないわよね。
この一か月でドル円が108円から101円まで下がって、また今108円まで上がってきたけど、この後また105円割れになった後、110円くらいまで上げるのかもしれないと思うと、よくわからずにFXなんてやってる人はひとたまりもないと思うのだわ。
それはそれとして、この100兆円調達オペが中央銀行に依存せずに消化しきれるのであれば
リーマンショックの時と比べて今の金融機関はかなり健全ということになるのだわ。
財政出動のための臨時的な国債発行がもたらす短期的な影響について
とりあえずリーマンショックの時と違ってアメリカの金融機関は盤石で、このあたりの流れをこなせると仮定して話を続けるのだわ。
ドイツ銀行やばいとか、原油下落によるCLOの問題とかはいったん無視するものとするわよ。
それでも短期的にはパニックになるのだわ。今国債買ってた人も投げ売りするから連鎖反応よね。
しかも国債売ったお金は財政出動という形で市場からすぐ出ていって戻ってくるまでに時間がかかるのだわ。
この結果まず最初に大きな影響があるのはドルね。
ドルが急に上がったら次に何が起きるかというとコモディティ価格の急落。
急にドル円が上がったものだから、さらにコモディティ価格が死んでしまうのだわ。
これからも大規模経済対策をアメリカがやろうとすると必ずこの現象が起きるのだわ。
財政出動城とか経済対策しろっていうのは簡単だけど……
その原資調達のために経済のどこを歪ませるかまでちゃんと把握してから行ったほうがいいと思うのだわ。
ついでにいうと、米国債を一番買ってるのはどこかわかる?
最近までは中国だったけど、中国は一番高値で売り抜けたから今は日本なのだわ。
GPIFからトヨタあたりの大企業もみんな買ってるからそのあたりの企業の有価証券の
リスク回避のためのアメリカ国債が一番売られるのだから逃げ場なんてどこにもないのだわ。
景気対策しろとか財政出動しろって何も考えずにいってる人いるけど、「なぜ今まで金融政策ばっかりだったのか」「なぜ財政出動嫌がってたのか」を考えたらわかるのだわ。副作用があるからなのだわ。
しかも、この副作用を抑え込むことができた場合、先に実施されていた金融政策と合わせてとんでもないバブルになるのだわ。
リーマンショックの時に一時30%下落したあと25%戻して、その後でさらに50%下げたことを忘れてはいけないのだわ。