頭の上にミカンをのせる

マンガアニメ大好き兼業投資家の日記です。WORLD END ECONOMiCAアニメ化のCFを応援しています。

「推しの子」リアリティショー編の25話がきっつー☆

「インスタント・バレット」でめちゃくちゃやって打ち切られたのが相当むかついたのか、「かぐや様」からめちゃくちゃ丁寧に脚本を作ることにした赤坂アカ先生の新作。今度は読者のこちらがむかつくほど脚本がきれい。

www.tyoshiki.com


なので、作品の細部についてはあんまり書かないですがこの作品はテレビ業界なんて嘘まみれだと言いつつ、その嘘を肯定的に描いてるところが好きです。

嘘は、とびっきりの愛なんだよ?
子供の一人や二人、隠し通してこそ一流のアイドル。嘘にうそを重ねて、どんなにつらいことがあってもステージの上で幸せそうに歌う楽しいお仕事!
でも、幸せってところだけは本当でいたいよね。
みんな気づいてないけど、私たちにも心と人生があるし。

「うまく嘘をつける人間」を是とすると「嘘をつけない奴」とか「へたくそな嘘をつくやつ」が悪となる、そんな世界として芸能界を描いています。




私だいたいネタバレ全然気にせず作品紹介しますけどこの作品についてはネタバレなしで読んでほしいです


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というわけで、作品紹介は以上で終わりにして、あとは最新話読んだ後の自分の感想です。




3章の恋愛リアリティーショー編が例の事件をほうふつとさせてハラハラする。

そういう作品において、リアリティショーを扱うのはまぁ必然……なのかな?

とりあえずテラスハウス事件と同様な展開が発生しています。


正直恋愛リアリティショーなんか三次元だと全く見る気しないのでマンガでやってくれるの正直助かる。

リアリティショーに台本はない。
だが、演出はある。
ディレクターの話をアドバイスと取るか支持ととるか
それは人それぞれ

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しばらく番組を一緒にして打ち解けてくると各々のキャラクターが見えてきた


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「想像したよりヤラセが少ない
 そして、思ったよりも各々の人間性をそのまま映す構成になっている。」

「やらせが少ないのはいいことじゃないの?」

「見てる側からしたらそうだろうけれど
 嘘は、身を守る最大の手段でもあるからさ……まぁ杞憂だろうけど」

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こんな感じで着々とフラグを積み重ねていき……この子がやらかすんやろうなあ……。


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本当のことでもやりすぎると嘘になる

「テラハの事件」は気持ち悪かったからあんまり調べてないけど、一つだけ言えるのは「うまくいってると必ずやりすぎる人がいる」ってこと。

私が一番嫌悪の感情を覚えたのは「Youtubeで山里らが番組でバッシングを煽ってた」って話ですね。

これは明らかに「やりすぎた」ってことだと思います。

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なぜあの事件ではそこまでやりすぎることになったのか、はちゃんと考えておいた方がいいと思います。

あれは20年うまく行ってたから……今までそういう問題はなかったからどんどんチキンレース化していったのだと思います。

しかしネットのカオナシさんたちの低知能化は我々の想像を超えてきていてバッシングはどんどん過激化している。

にもかかわらず、吉本の芸人に限らず「人をいじる」ということについてテレビ局の感覚がタガが外れまくっていた。



なぜなら、今まではうまくいってたから。うまくいきすぎていたから



うまくいきすぎているものは、いつの間にか「結界」みたいなのが出来上がってる

いざ事件が起きてみたら、いままでそういうことを好きでもなんでもなかった人の目に触れます。

そしたら「なんでこんなひどいことやってたんだ?常識を疑う」って部外者が騒ぎます。

はてなブックマークは常に部外者がろくに知らずにきれいごとをいう場なのでテラスハウスの時もそういう意見だらけでした。

でも、こういうのはそういう部外者の感覚でいくら論じても多分無駄なんだと思います。

だいたいこの手の惨事は「惨事が起きるまではうまくいきすぎている」ことが多い。

うまくいっている時に「数字」や「結果」だけでなくて別の歯止めや判断基準があればいいのだけれど
そういうものがなくなった時に、人は簡単に「やりすぎる」わけです。
そして、それを「やりすぎた」時に、必然的にこういう事故が起きる。

こういう世の中の道理がこの事件でも繰り返されたってことなんだろうと思います。


うまく行き過ぎている時は均衡のバランスが崩れているので、よほど気を付けないと越えてはいけないラインを越えてしまう

株をやったことがない人たちが株価のチャートを見るとバブル崩壊した後の急落チャートを見て「こんなところで買ってた人たちってバカじゃないの?ここで売っておけば誰でも儲かるじゃない」って思うらしいです。これと同じように、なにか事件が起きた後に「なんでこんな危ないことをみんな止めなかったの?どうみてもヤバイってわかるじゃん」って何も知らない人は思うのでしょう。


でも、自分でトレードしてみればすぐ理解することになると思います。「最高値圏」は多数決で言うと最高値圏は出来高が細り8:2とか9:1の割合で買い一辺倒になっています。なぜかというと、売り方が皆殺しにされるからです。最後の買いは売ってる人たちたちの死体蹴りによって起きるのです。(踏みともいいます)


これと同じで外部の人間が「後から見たらどうみてもヤバイじゃん」と思うような判断にGOサインが出ているとき内部では、もっと手前の段階から反対している人がいます。その反対者がちょっとずつ劣勢に立たされ、賛成者が勝利して反対者を粛正していってる段階なんですね。そういう状態になるとありえないような極端なところまで人間というのはやらかすんですよ。


おそらく、テラスハウスの場合、それまでのドラマの積み重ねから木村花さんを擁護する人たちもいたのでしょう。でも、多勢に無勢だった。そして木村花さん批判が一気に優勢になった。山里などの芸人が公式で無責任にそれを煽った。これは吉村知事がアンジェスを煽ったのと同じくらい罪深い行為だったと思います。

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そしてこういう均衡が崩れた直後の状況が一番まずい。 そういう時に木村花さんそのものを攻撃しているつもりはなくても自分と違う意見を述べる人間を叩きのめそうとして、木村花さん本人をボロボロに傷つける発言をする人も多かったと思います。えてしてそういう人間が一番過激だったりします。自分が加害行為をしている認識がないからです。

そしてすべてが終わった後で「なんであれだけのことでそんなに怒ってたんだろう?」って言いだすわけです。これ歴史として繰り返すことなので、木村花さんの件で、彼女に対して暴言を吐いた人は、せめてこのメカニズムだけでも理解して同じようなことは二度としないようにしてほしいなと思う。





25話 ネットの無邪気な悪意の描写がエグすぎて笑う

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最初からすべてが嘘の二次元は好きだけど、三次元の芸能番組とかほんとグロテスクすぎて無理……日常会話で「好きな芸能人は?」とか聞かれるの自体が苦痛

自分がマイノリティ側であるという自覚のもとに書きますが、私はそもそも三次元の芸能関係のお話自体があんま好きじゃない……。


私は二次作品なら登場人物がどんなに残酷な目にあっても普通にその描写を楽しめます。
なぜかというと最初からすべてが虚構だとわかっているからです。

二次作品でそういうのが楽しめるからと言って、現実においてそういうもの求めてるかというと全く求めてないですね。
こういうのいうと嘘だって言われそうですが、実際そうなんだからしょうがない。

私は本当に漫画や創作でならテラスハウス的な展開は大歓迎ですが、現実のテラスハウス見ても吐き気催すだけですね。
バチェラーも創作ならともかくあれ見て楽しいとは全く思いません。

心置きなくお話として楽しみたいのに、なんで「リアルかもしれない」みたいな変な含み持たせようとすんのかわからない。
「AVより本当のレ〇ぷ描写かもしれない流出ビデオっていわれたほうが興奮する」って性癖を堂々と主張されてるみたいで気持ち悪いです。



そういう人間だからこそ、二次元があんまり三次元に出すぎることもあんまり好きじゃないし、
逆に三次元の芸能人とか見るのが趣味の人たちが、二次元に口を出すのを観るのも好きじゃないです。

二次元と三次元を簡単に結びつけようとするのマジで何なんだろ。あまりにも不毛すぎると思うんですが。