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「命令されなきゃ、憎むこともできないの?」(ブルーアーカイブ#3 エデン条約編3.私たちの物語)

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「ウマ娘」になれなかったアプリゲーム「温泉むすめ~ゆのはなこれくしょん~」の話

「温泉むすめ」について。

500とか700とかたくさんはてブがついているのに「ゆのはなこれくしょん」の話がほとんど出てこないしぜんぜんこの温泉むすめについて知らずに語ってる人が多くて寂しいなと思いました。

はてなブックマーク、本当に多様性減りましたね。

はてなブックマークを見ても情報量が全く増えないことが当たり前になってきて、集合知の場として全然機能しなくなってると思います。





温泉むすめは5年がかりの結構長く続いているプロジェクト

①温泉むすめは2016年に発足したプロジェクトです(これは理解している人結構いましたね)


橋下竜さんという方が、東日本震災をきっかけにして2016年に「エンバウンド」という会社を設立されました。(2009年に「美人時計」をプロデュースした人でもあります)

福島県出身。コンテンツプロデューサー、温泉ソムリエ。東日本大震災をきっかけに株式会社エンバウンドを設立 #温泉むすめ 総合プロデューサー 。コンテンツやキャラクターの力で地方から日本を元気にするのが夢です!観光業界の皆様、共に頑張りましょう!

https://twitter.com/ryohsmt


そして、橋本さんはもともと温泉好きということもあり、艦これとかと同じようなコンセプトで「温泉むすめ」の企画を立ち上げます。

hochi.news

エンバウンドはエンタメの力を使って、インバウンドを促進するために設立されました。
コロナ禍で国内観光や地方経済が厳しさを増す中、我々が一筋の光を照らし、希望を与えます。
日本には世界に誇れる観光資源や文化、そして、おもてなしの心があります。
それらの魅力を多様な手段で、国内外に発信することを使命としています。
いずれは地域と都市部の格差をなくし、どこに住んでいても等しく楽しめる、美しく、誇らしい日本を造ります。


アイドルユニットを結成したりして、ろこドル的な感じから始動した印象があります。



②温泉むすめは、「ウマ娘」と同じように温泉の協賛を得られるよう地道に話し合いを進めながら展開していった。

「艦これ」や「FGO」などのヒットの後、いろんな萌え擬人化のヒット作品がたくさん出ました。

しかし、その中でも「温泉むすめ」はかなり気合の入ったプロジェクトであるとして認知されていました。

それは、雨後のタケノコのように量産された「ソシャゲメインで売るために萌えキャラを活用する」というコンテンツと違い

プロデューサーの目的がそもそも、日本の地域文化を活性化させたいという思いからスタートしていたからですね。

そのため、キャラクターがちゃんとその土地の温泉の逸話にちなんだ設定になっています。

www.youtube.com



③2018年に業界では4番手~5番手企業である「エディア」と組んで「ゆのはなこれくしょん」という位置ゲームを開発

あくまでそれぞれのご当地が優先であるとはいえ、スマホを活用しない手はありません。

2018年に位置ゲームとして「ゆのはなこれくしょん」というソシャゲを開発しました。

ただし、位置ゲームはスマホの中では1つあれば2つも3つも要らないものなので、成功するのが非常に難しいのはご存じの通り。

電車ゲームでは「駅メモ」が成功しており、2016年7月には「Pockmon GO」が市場を完全に占めていました。

そんな中でリリース開始したこのゲームは「Dポイントを配りまくる」など、

かなり気合を入れてゲームの販促をしていましたが、体力がもたずに1年ちょっとでサービスが終了となりました。

開発会社のエディアの株価は以下の通りです。
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エディアは時価総額の小ささからよく仕手に狙われる会社ですが、この時株クラでは何の話題にもなりませんでしたね。

www.youtube.com




④ゲームがポシャったあとも温泉を支援するために活動を続けた

普通のコンテンツは本丸がソシャゲなので、ゲームがポシャった時点でいろいろと手じまいを始めることが多いです。

しかし、上で述べたようにこのコンテンツは地域の応援することが主目的のプロジェクトでしたからずっと続けました。

なにより、きちんと地元の温泉と地道に関係を気づいていっていたので、温泉側が残してくれたという感じですね。

このあたりの経緯を考えると、ゲームとか金儲けのためだけに安易に萌えキャラを利用した性的搾取コンテンツとか言われる筋合いは全くないと思うんですよね。




どうせ温泉むすめについて語るのであれば、ウマ娘との違いとかについて語る方が面白いよ。

私はこのコンテンツ、かなり誠実に運営されていて、「ウマ娘」のようになりえるポテンシャルもあり得たかもなと思ったりしています。

一方で、「ウマ娘」がヒットしてから考えるとやはりいろいろと足りない点もあったなあと後付けで考えたりもします。

わかりやすいのが開発会社の体力の差もそうですし、作り手の萌キャラのセンスの古さ、癖の強さ、ターゲットの狭さとかは長期的なビジョンと合致してません。


結果としてあきらかにターゲットを狭く取りすぎてキモいオタク向けになってしまった感は強いです。どう考えても万人から手放しで受け入れられるコンテンツとは言い難く、表現の自由とか言ってる人たちも、本心としては「擁護はするけどもう少し上手くやってくれよ」と思った人は多いだろうと思う。色んな意味で、ウマ娘という答えがわかったあとだと逆に「こうすればよかった」というのがわかって面白い。


このあたり、けものフレンズと逆で面白い。エディアという企業やプロデューサーはビジョンは大きかったがそれほど普遍的なものを作れなかった。一方でけものフレンズはビジョンはそこまで大きくなかったがたつき監督の力量でかなり広いところまでリーチするものとなった。


他にも小さい企業ながら駅メモを成功させたモバファクの話とか、「キャラクター設定がやたらと詳細だったり変な要素が入ってたこと」について「ソシャゲー」との関連とか、コンテンツについて知ればいろいろと語れる要素があると思っています。



このコンテンツについて話をするのであればそういう話で盛り上がってほしいなと思います。


私はとりあえずコンテンツについてゼロかイチ
という雑な議論する人がくっそ嫌いです。別に批判でも意味があるものは受け入れていいし無理筋なものはちゃんと突っぱねられるようにしたい。


今そういう話がやりにくくなってることがものすごく嫌だなあと思っていて、だから両極側にいる人たちはどっちも嫌いです。




仁藤さんは…

仁藤さんについてですが、はてなブログでこういう話題について触れるとagricolaとかgrgdsみたいな人間による嫌がらせが湧いてしんどいのでnoteかトゲッターでやると思います。




というか、私のブログはもうはてなブックマークコメント欄を閉じることにしました



ブックマークしているだけの人はどうせ気にしないんでしょうが、

ホットエントリーに載るのともれなく嫌がらせコメントがついてくる罰ゲームみたいな仕組みが本当に嫌いです。

最近は完全に功罪の罪の方が上回ってしまったし、自分の体調の悪さもあってもうどうでもいいやってなりました。



kotobuki_84さんなどのように参考になるコメントもあってそれはブログを書く励みになっていました。 

今までうれしかったです。ありがとうございました。