「うさこ」さんからお誘いいただいてマーダーミステリー2本やったので感想記事です。
私が通過したのは以下の2回です。
booth.pm
だれも死なないほのぼの推理作品です。
5匹の動物を飼ってる家で、誰かがごちそうを勝手に食べてしまったので犯人を捜すというもの。
booth.pm
「うみねこのなく頃に」みたいな館もの。
館の当主が何者かに殺された後、残されたメンバーが疑心暗鬼になって犯人捜しをします。
- マーダーミステリーって何ぞや?
- 「参加者は何も準備しないで大丈夫なの?」→全然大丈夫だった
- めちゃくちゃ時間かかりそうだけど大丈夫?そんなに人としゃべれないんだけど……→だいたい2時間くらいで終わる。やってみたらあっという間。
- 「ロールプレイしないといけないのがムリー」→むしろロールプレイあって助かる
- 「推理とか苦手なので足を引っ張ったらどうしよう」→大丈夫!プレイヤーの勝利条件が人によって違うから!
- というわけで、完走した感想ですが……
- というわけでとても面白かったよ!
マーダーミステリーって何ぞや?
マーダーミステリーは、ミステリの登場人物になり切り、ゲーム中で得られる限られた情報をもとに推理するボードゲームです。
前から興味あったのですが、正直「無茶苦茶敷居が高い」と思って今まで手が出せなかったんですよね。
ラッキーなことにお誘いいただけて無事に体験することができたのでとてもうれしいです。
と、いうわけで。
自分が敷居が高いと感じてた部分について
実際にやってみたらこうだったよ!というお話をしてみますね。
「参加者は何も準備しないで大丈夫なの?」→全然大丈夫だった
前から興味あったのでやってみたいとは思っていましたが実際に参加することになった後は結構緊張してました。
何も知らなかったので
「何も準備しなくていいのかな?」
「どうやってネットの人通しでゲームやるんだろう?」
「私コミュ障だけど他の人とちゃんと会話できるかな?」
「ゲームの仕組み理解できなくて迷惑かけたらどうしよう…」
など結構ビビりまくってたんですが
全然杞憂でした。
discordのアカウントさえあれば何の準備も不要!
あとはゲームマスター(GM)の人に任せておけば万事手配してくれます。
ちゃんとネットでゲームができるように「ユドナリウム」や「ココフォリア」というプラットフォームがあってこれとdiscordを合わせることで、ネットでも問題なくボードゲームができる!
後はGMの人の指示に従いゲーム中のキャラになり切って推理をしていくだけでなんとなくプレイできます。
GMさんに敬礼!
めちゃくちゃ時間かかりそうだけど大丈夫?そんなに人としゃべれないんだけど……→だいたい2時間くらいで終わる。やってみたらあっという間。
ゲームの流れは
①最初に物語の設定シートを読む
②次に自分が演じるキャラクターの設定とゲーム中での目標が書かれたシートを読む
③ゲーム中でさらに追加される情報をもとに、他のプレイヤーと話をしながら推理をする
④最後に犯人に投票したりゲーム中の目標を達成できてるかをチェックする。
という感じです。
必要性はコミュニケーションの母!「情報が足りない」という感覚は積極性の父!
「2時間もやるのか……そんなに長い間人としゃべれないよ……」と思うかもしれませんが大丈夫。
実際はあっという間でした。
処理しきれないくらい情報量たくさんあるのでコミュ障でも大丈夫。
探索や議論にはフェーズごとに細かく時間制限が設けられており、
プレイヤーはゲーム内で出てくる情報を処理するだけで精いっぱいです。
「話すことがない」「聞くことがない」から気まずいということは一切ありません。
むしろ事前に準備してないと3分だってまともにしゃべれない私ですら
積極的に情報を求めて他の人と一生懸命話をしてました。
というか自分が黙ってても相手からどんどんアプローチしてきてくれます。
時間制限の中で必死にしゃべってるだけであっという間に2時間終わります。
大変だけどすごく楽しい!
「ロールプレイしないといけないのがムリー」→むしろロールプレイあって助かる
最初は「ロールプレイするの苦手だなあ……ノリが悪いとか言われたらどうしようかな」って思ってましたがむしろちゃんとロールプレイしたほうが人と会話しやすいかもしれません。Twitterのアイコンを二次元キャラにするのと同じように自分と他人の間にキャラクターを介在させた方が安心感があるというか。
コミュ障の私としては素の自分だと他人と会話するのには抵抗あるんですがゲーム中のキャラになり切れば初対面の人とでもなんとなく話しできるなって感じでした。
また、最初に設定シートの読み合わせで「だいたいこんなノリ」ってのがわかるのでその勢いに任せでエイヤでやればたぶん何とかなります。
「推理とか苦手なので足を引っ張ったらどうしよう」→大丈夫!プレイヤーの勝利条件が人によって違うから!
最初に恐れてた要素として、「推理で足引っ張ってゲームを台無しにしたらどうしよう」というのがありました。
これも大丈夫でした。
なぜなら、ゲームのプレイヤーの勝利条件は全員違うからです。私が間抜けな立ち回りをすれば、別の人は得をするのでむしろ歓迎されるまである。また、私の協力が必要な人は、私が間抜けだったらちゃんと助け舟を出してくれたりもします。ミステリ小説の探偵のように活躍して犯人を当てなければ絶対ダメということがないんですね。もちろん、自分の勝利条件を満たせると気持ちが良いのでそれを目指すのですが達成できなきゃダメだとか、間違っちゃだめだと縮こまる必要は全然ありませんでした。
というわけで、完走した感想ですが……
1回目は犯人を当てられたんですが、2回目ェ……
見事に騙されました!!!( ;∀;)
情報量が少ない役職だったこともあるのですが
周りの人たちが一生懸命化かしあいをしてる中、完全に一人だけ馬鹿試合をしてて
ゲームが終わった後に他の3人の設定シート見て
「え、なにこいつらこんなこと考えてたの?怖っ!」ってなりましたよ。
いやー。私直前にダンガンロンパシリーズ全部クリアしたばっかりだったんですが、とにかく勝手が違う!全然情報が足りない状況で、しかも人間関係を考慮しながら推理したら全然間抜けなことを口走っちゃってたよ!
ダンガンロンパプレイ中に、間抜けな推理をしてるキャラを見て「アホだなーwww」って思ってましたが、「ごめんよ。もう二度とそんなこと言わないよ…」って気持ちになりました。
人間は自分が同じ立場に立った時初めてその困難さを理解するんやなあ……(しみじみ)
というわけでとても面白かったよ!
GMのうさこさん。
一緒に遊んでくださった方々。
観戦してくれた方々。
みんなありがとうございました。
すごく楽しかったです。
「お願い!このままじゃ終われないのYOOOOO!」ってしつこくせがんでまた参加させてもらえることになったので
今度こそはちゃんと犯人を当てて見せるぜ!