見とうない……見ても何もできないのなら…何も見とうない……
早見沙織さん(建礼門院徳子)の出産ボイスが聴けるアニメの第四回、はっじまーるよー。
宮廷内での平家の勢力はどんどん増していく一方、宮廷の外では火災やつむじ風の被害で民は苦しんでした。
しかし、清盛はそういった民を救おうとはしなかった。
そのため、平家への反感は日増しに強まっていった。
重盛は何とかしたいと思うものの、鹿ケ谷の陰謀では妻の兄や、息子の舅だったことから平家内での立場を失ってしまい、もはや祈ることしかできない日々を過ごすようになった。
琵琶サイド
①徳子が皇太子(安徳天皇)を懐妊するが、平家の政敵たちの怨念に苦しめられる。
②資盛は、徳子の侍女であるイコにアプローチをしていた
③維盛は結婚し、立派にパパになっていた。
④なんとか無事に出産する徳子。この未来を祝福したいが、琵琶には悲劇的な未来が見えてしまい黙ってしまう。
⑤徳子の妹、盛子は24歳で死亡。
わずか11歳で夫を亡くし、夫が他の女に産ませた子の世話をするだけの一生だった。
藤原家の所領を引き継ぐため、他の夫に嫁ぐことも許されなかった。
⑤重盛が病に倒れた後、快気を祈ってみんなで宴を開く
⑥結局重盛は快復することなく、琵琶は彼の死を看取ることとなる
そして、琵琶は元からある「未来視」の上に、重盛の「死者の魂を見る瞳」を手に入れる。
男たちの政治サイド
①徳子の安産祈願のために恩赦が行われる
なるほど。この当時の恩赦ってこんな感じで行われるのか。
まことしやかに怨霊や生霊が信じられていたから、
政敵を皆殺しにしたり恨みを買っているとお産に影響があると考えられた。
そして、この時代、嫁入りした女性が子を産めるかどうかほど大事なことはなかったと。
そういう意味でも、本当にこの時代の貴族社会は、男性の数億倍「女性」の方が生産性が高いんだよね。
②徳子は無事出産し、平家の権勢はますます強まるが…
③重盛は病気に倒れてしまう
重盛は病の床で、平家の運命が尽きた夢を見る。自分の運命を悟り、後を維盛に託す。
④そのまま重盛は衰弱して死んでしまう。 ここから平家の斜陽の時が始まる……
おまけ
①俊寛のその後
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治承2年(1178年)に船が鬼界ヶ島にやって来るが成経と康頼のみが赦されており、俊寛は謀議の張本人という理由から赦されず島に一人とり残された。俊寛は絶望して悲嘆に暮れる。
治承3年(1179年)、俊寛の侍童だった有王が鬼界ヶ島を訪れ、変わり果てた姿の俊寛と再会した。有王から娘の手紙を受け取った俊寛は死を決意して、食を断ち自害した
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第五話に続く!