頭の上にミカンをのせる

もうマンガの感想だけでいい気がしてきた

「ハルヒスキーのDL同人教室」(34回目):クリエイターが意識したいSNSの使い方 「SNSはファンを作ることが主目的」

4回目の講座内容が「宣伝」だったので、つながりがある34回目の内容を先に紹介します。

今回はこの2冊の内容が頭に入っているとより楽しめるとのことなので先に紹介しておきます。

「ファンベース」という考え方を意識しましょう。




4回目では宣伝についてこの二つを軸として語っていましたが、特に特に②について詳しく説明されていましたよね。

①日頃はファンを地道に作る活動を行い

②発売するタイミングでは「潜在的に買う可能性がある人に、作品の売りをピンポイントで伝える」

今回は①の側が中心です。特にTwitterの活用法について説明する内容となっています。

www.youtube.com

「広告」や「宣伝」ではない形で「集客」する必要性について

4回目の内容を振り返ってみてください。

目的はあくまで「集客」です。しかもただの集客じゃあいけません。

できるだけ日ごろの活動によって色の濃い部分の人たちを増やしたいということでした。

そのためには、できるだけ広告や宣伝ではない形でSNSを活用するのが大事!というのが今回の話の趣旨になります。

まずは集客ツールとしてのSNSの評価

ハルヒスキーさんはこれ以外の動画でも、何かを説明するときにいろんなものと比較して、その対象を評価するということをやってます。

「もっと良いものがあるかも」という可能性を考えたうえで「自分にとってこれが最適」とちゃんと確認する。だからこそ「これで行こう」と決めたものには真剣に取り組めるのだろうなと。このあたりの姿勢も何気にすごく好きですね。


特にイラストや漫画はめちゃくちゃSNSと相性が良いですよね。私は自分でおえかきしてるわけでもなくRTしてるだけでも、言葉より絵の方がどんどんRTされるのはよくわかります。
まして絵が描ける人にとってSNSが超強力な武器なのは間違いない。

商品によってはむしろSEOをしっかり頑張るべきですが、マンガやイラストは「言葉」で伝えるのが難しいのでSEOって難しいんですよね……。そして4回目の動画では、ハルヒスキーさん自ら広告にチャレンジして結果を検証されてました。そういう意味でも、SNSはすごく大事になってきます。


SNSの使い方の第一歩は使う目的を明確にすることです


冒頭で紹介した話の再確認ですね。そのうえで、SNSでは前者に注力した方が良い(売り場への導線にしない方が良い)と語られてます。


これちょっと耳が痛いですね……。私自分のキャラクターはあまり出さないようにしてるんですが、noteのプロフィールくらいはもうちょっとしっかり作ろうかな。後で出てくる「キャラクター作り」の解説回の時に自分のプロフィールもちょっと考えなおしてみよう。


SNSを使う際に気を付けるべきこと :結局のところ、コンテンツを提供するか、あるいは自分自身がコンテンツになることだ

ここは4回目のおさらいですね。


私がこの手の話で最近一番うまいなと思っているのは茅原クレセさんですね。

togetter.com

キャバクラが舞台のマンガを描いている人ですが
アカウント名が作品名になってるわりに自作品の宣伝ツイートはあまりしない。

その代わりにツイッターではキャバ嬢さんたちの面白エピソードをマンガ化
→このコンテンツが毎回のように数万RTされてる
→それによってますますコンテンツのネタが集まる
というサイクルが発生してる。これ最強だと思います。


一方で、大塚志郎さんが「マンガの描き方」についてのマンガを描いて
一時期よくバズってましたが、こちらは途中で頭打ちになってしまった気がします。

www.tyoshiki.com

違いはどのあたりにあるのかな?とか考えてみると面白いかもです。

結論 自分のファンを増やすために使うのであれば、SNSでの投稿は以下の3つを意識しよう

というわけで、ここからが今回の動画のメインディッシュ部分です。

バズそのものを目的とするのではなく、
「自分を好きになってくれるような」「ファンが増えるような」使い方をする、と目的を定めた場合、
こんな感じのツイートをいししてみるといいですよ、というお話です。

どちらかというと補足の部分が大事ですね。

バズそのものを目的としないと決めることで「ネガティブ発言をしない」「表面的にウケそうな話をしない」などしてはいけないことが明確になってきます。

バズは「たくさんの人に見られる」「最大公約数を狙う」ことを目標とするのではなく、むしろ「深く刺さる」ツイートを意識した方が結果としてバズりやすいという部分はとても大事だと思います。


こちらの記事で語られているDRESSフレームワークなんかと通じるところがありますね。

kensuu.com
・Discovery(発見)
・Response(反応、共感)
・Experience(体験)
・Story(物語化)
・Share(共有)


読者さんの心の流れをこういう風に理解すれば、何が深く刺さるかを考えやすいと思います。

まとめ:宣伝と同じようにSNSの使い方でも「コアなファン」から順番に大事にしていくファンベース思想を大事にしよう!

宣伝を繰り返せばするほど、コアなファンがうんざりしてしまう。まず大事にするのはコアなファンから、と考えると使い方は考えた方が良い。

嫌いだという人もいるかもしれないけど、作者の方々には自分でやるよりファンやアフィリエイターを有効活用することも考えてみてほしいなと思います。



必要以上にバズること自体を目的にしないというのも大事


ci-en.dlsite.com


おまけ:かにかま先生というファンづくりの化け物について

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