YouTuber が(法律に抵触しない範囲で)炎上上等で注目を集めて、企業から広告費をもらうモデルで生計を立てるのに対して、我々VALU people(バリピ)は、個人的なことでもいいので世界を楽しく塗りかえながらマイクロなBTCを個人から集めて生計立てるのを目指そう #VALU
— なかめ・ぐろ (@nakameP) 2017年8月16日
投機欲豚の最前線VALU ミーツ 元情報商材屋YOUTUBERのヒカル という奇跡の化学反応によりなにやら祭りの予感ですね。
ヒカルという人がやったことは心底クズだなぁと思いますし何らかのペナルティは当然受けるべきでしょうが、個人的にはどうでもいい他人のことなので素直に面白いと思ってしまいました。
VALUは買い手にとってゼロサムですらないマイナスサムゲーム。これに「投資」のつもりで買い手として参加する人間はバカ
VALUは株と違ってGCの前提ないし完全ゼロサムだから発行者が換金したら絶対に誰かが損するんだぞ。本人が全換金して逃げたらその時のホルダーほぼ全損じゃないの
— ほいみん (@takechan0720) 2017年8月15日
株だったらオーナーが全株投げたら買った人がその会社のオーナーになれるけど、VALUの場合は仮に全VALU買うと金は売り出し主に全部吸い取られるのに相手が手に入るどころか相手はプラットフォームから消え失せるという素敵な仕組み。
— つらお (ズボラ投資) (@tsurao) 2017年8月15日
VALUは、その仕組み上売り出しする人がリスクゼロで、買う人は完全なマイナスサムゲームです。
ゼロサムゲームですらありません。
ちょっとでも自分の頭で考えることができる人ならわかるはずです。
だって、売り手はVALU上場するには元手が何もいらないんですよ? 登録料や保証金すら要らない。
なのに、VALUに上場したらいきなりいくばくかのお金を持っていることになっている。
上場した人はいつ上場をやめても罰則がないし、好きな時に換金してEXITできる。
どこかからお金が湧いてきたような状態ですね。
じゃあそのお金ってどこから湧いてるのかって?
決まってるじゃないですか。買い手のサイフからですよ。
買い手がお金を出すからその分だけVALUという市場にお金が回る。
そのお金を取り合ってるだけなんですよ。
VALUのページに載っている時価総額みたいなのは全部まやかしです。
当然「本来存在しない価値」に対して「買い手がお金を払う」わけですから
売り手がちゃんとそれに見合う価値を提供していかないかぎりトータルで見れば、絶対に買い手は損をする構造です。
どれだけVALUやってるひとがその美しい理念を語ろうが、それは絶対の事実です。
でも、それ自体は本来は問題ありません。
だってVALUは、どれだけ見た目が投資っぽくても本来はただの投げ銭システムなんだから。当たり前です。問題はそこじゃない。問題なのは、ただの投げ銭システムが、あたかも投資市場のようなふりをしていることです。
VALUはただの投げ銭システムに資金を呼び込むためにあたかも「投資」のようなふりをして投機熱を煽っているところが問題
いろいろズルする奴に制度が追いついてないよね。
— ぱりてきさす (@paristexas2009) 2017年8月15日
ありとあらゆるサービスが間抜けの財布からより効率的に金を抜き出そうと切磋琢磨してるのを感じる。
— ussi (@tauren_jp) 2017年8月15日
繰り返しますが、VALUはただの投げ銭システムです。クラウドファンディングよりも出資者にとって還元率が低い仕組みなのです。
なにせ、GC(ゴーイングコンサーン=継続)の義務も、優待や配当の義務もない。 自主的にやってる人はいるけど完全に上場してるだけの「無」の人だってたくさんいます。
そのこと自体は問題ありません。
勘違いしてる人多いですが疑似科学だって科学のフリをしなければ、信じる人がいたって構わない。
VALUだってこのシステムにお金を投げる人は、基本的に戻ってこないことを前提として投入するべきものだし
運営がこれを「投資のようなもの」だと誤認させなければ何の問題もありません。
しかし、VALUは規約では投資ではないと書いているものの、
入り口は投資であるように見せる気満々ですし、実態としてそのように運用されてしまっています。
「買えば絶対に儲かる」という幻想を作り出すことでカモを集めているような状態に見えます。
具体的に言うと上場時にすごい低価格でスタートするようになっており、
「現時点では上場したばかりの有名人のVALUを買えれば絶対に儲かる」仕組みになっています。
株式市場でIPO株を公開価格で買えば絶対に儲かる、というのと同じ仕組みです。
これによってごくごく少数の人だけは確実に儲けることができるわけですが、あたかもみんながその機会にありつけるように見せています。
その結果、VALUはゴールドラッシュを求めて欲に目がくらんだ人たちが殺到しています。
そして、そういう人間を狙い撃ちにするような悪者がたくさん現れ、ねずみ講に近い状態になっています。
明らかに実態的な価値から大規模に乖離した値段がついているVALUERが山のようにいます。
バカが流入し続ける限りは存続するが、VALUというサービスが失望され、買い手の参入がとまったらそれで終わり。それまでの間にどれだけたくさんの金を集め、逃げ遅れないうちに換金して脱出できるか、そういうチキンレース状態になっています。
そういう緊張した状態で、あっさりと人を騙して換金して逃げようとしていたヒカルは、彼らの思惑を完全に潰してしまいました。
VALUは、クラウドファンディングと違って「プロジェクト」が無いから投げ銭されたお金はすぐに使われない。
すぐには使われないから市場に投入されたお金はしばらく滞留し続ける。
滞留し続けるから、あたかも市場全体のお金が増え、その枠内でお金がグルグル回っているのでいろんな銘柄の価格が上がります。
そして、短期的には買えば儲かる機会があるから、実態の価値よりはるかに高い価格でも買われる。
うんそうだね。
まさにバブルです。これからも永久に値上がり続けるという幻想を売り続ける、いつものやつです。
だからこそ、VALUで時価総額ランキングが上の人が皆口を揃えて「これは投資なんだから軽々しく売るな」って言ってるわけですが、これもうギャグにしても笑えない。
投機熱を煽って自分たちの価格吊り上げてきた人の常套句ですね。
ただ、どれだけ言葉で取り繕おうが実態がただの投げ銭であることは変わりません。
実態価値より高いお金をだして買うのはただの投機バカです。それで損したら自業自得です。
みんなわかってて、自分だけは賢いから損しないつもりでやってるんでしょ? まさか損したからって文句言うみたいなダサイことは言い出さないですよね?
そこまでわかってて買うなら、それは買う人の自業自得。被害者面するなんてとんでもない
一つだけ言っておくと、ヒカルのVALUで損失を蒙った人は被害者ではありません。自業自得です。それとこれとは別の問題。
— ほいみん (@takechan0720) 2017年8月15日
元情報商材屋で人を騙すのが大好きなヒカルさんの言い分を支持するつもりは微塵もないですが、個人的に、VALUの盛り上がりは私も嫌いです。
買えばなんでも儲かると思ってるバカが、毎日値上がりだけを目当てに上場したばかりの人を血眼で探し回り
自分のVALUを買って欲しい人が、互助会よろしく興味もないのにたくさんの人をフォローしてまわったりイイネ!営業に奔走し、
欲豚がイケダハヤトさんの株をありえないほど高い価格で買っては、「もっと値段を上げてください」と信者というか奴隷化していく、そんな世界。
はてなで互助会やってる人たちを全員ここに放り込んで出てこれないようにできたらいいのになぁ……と思いながら見てます。
VALUで一番人気の優待が何かわかりますか?「値上がりしそうな新規VALU登録者の情報」です。
イケダハヤトさんのVALUの優待もそんな感じです。
あのイケダハヤトさんをしても、それくらいしか提供できる価値が無いんですよね。
あるいはちょっとましなのだと「有名人がサロンとかオフ会をやるかもしれないからその時の参加チケット」です。
なお、実際にVALUからみでオフ会が実施された例はほとんどありません。
そして、そういうしょうもないものばかりが人気を得て高い価格をつけられるんです。「もっと値上がりするかもしれないから」という理由で30万円くらいで買うバカがいるわけです。
多分イケハヤ株を持ってる人とか、よほどのバカじゃない限り毎日気が気じゃないとおもいますよ。
毎日「値崩れが見えた瞬間に俺が一番最初に売ろう」って思いながらお互いに同じイケハヤ株を持ってる株主を牽制しあっているのではないでしょうか。
買ったばかりの人は他の人間にイケハヤ株は買いだって必死に煽っているのではないでしょうか。
結局のところ「投機でもうかるかもしれない」という期待だと、「発行主はいきなり大量にうりだしたりはしないから大丈夫だ」という根拠のない信頼だけが今の高値を支えてるわけですね。
「上がってる間」はそうやってこのVALUはいいぞって信者が持ち上げまくり、
ちょっとでも下がり始めたら滝を売ったように下がっていく。そして残るのは損をした人たちの嘆きと怨嗟の声。
……ああ、2000年台のネットバブルってこんな感じだったんだろうね……。
歴史は繰り返すとはいっても、さすがにVALUに実態がないことなんてわかりきってるはずなので失っても後悔しない以上の価格を出してしまうのはただの欲豚です。
それで損するなら、それはその人がただのバカということです。
値段が下がった時に文句を言っても無駄です。
イケダハヤトはいざ値段が下がったらこういうでしょう。「これはただの応援システムです。買ったのはあなたたちの自己責任です。僕を応援するつもりもないのに、お金儲け目的で買ったのはあなた達じゃないですか」
そして、それに反論する手段はありません。
後悔したくないなら、「その人にいくらまでだったら出してもいい」の額を越えないように。
あなたは、値上がりする見込みが一切ないとしたらイケダハヤトさんを支援するために30万円払いたいと本当に思いますか?私には無理だなぁ。
VALUでキレイゴトを「言葉で」語る人を信用してはいけない。「ルール」「仕組み」「実績」で評価しよう
資金が必要ならクラウドファンディングでいいじゃん。それじゃあお金が集まらないってんなら元々そんないかがわしい募集すんな。
— ほいみん (@takechan0720) 2017年8月15日
ちなみに、VALUの本来の使いみちである、まっとうにクラウドファンディング的な使い方をしている人には支援はほとんど集まっていません。
そして、皮肉なことに、そういう人たちを支援しているのはVALUであぶく銭を稼いだ人たちです。
元手がゼロでアホみたいに儲かった人たちは、当然あぶくぜにですから上場したばかりのクリエイターさんたちを応援します。
こういう姿を見て、善良だけれどバカな人が「VALUはやっぱり良いサービスだったんだ」と思ってリアルマネーをVALU市場に投入してくれるというわけです。
もちろん、彼らは本当に善意でやってるわけじゃありません。
これは「慈善事業」のポーズを取ることで自分たちが得たお金の正当性を主張したいからです。
応援と言っても、2000円位でその人の株を買うだけです。自分の株は15万円くらいで売ってるのに、ですよ?
しかも、2000円くらいで支援した人のVALUの価格が上がればさらに自分が儲かりますよね?
ただの資本家の投資です。 VALUでは早くも「資本家」として振る舞っている人間が出始めています。
それでも、そういう仕組がちゃんとわかってない人は
資金がなくて金が本当に必要なクリエイターは、その人に感謝して信者化してしまうんですね。
イケダハヤトさんにVALUを買ってもらった青○才さんが、すごい浮かれた記事を書いているのを見て
ああ、労働者ってこうやって自ら進んで資本家の奴隷になっていくんだなぁ……ってのが見えて大変興味深かったです。
給料のために働くサラリーマンをバカにしているブロガーでもこれだからね……。世知辛いね。
今回騒動を起こしたヒカルさんもそういう感じで、俺はYOUTUBERを応援するからお前たちもVALUやろうぜって言うかもしれませんね。
でもその支援に使われてる金は、哀れな欲豚な投機家たちをだまくらかして手に入れたお金ですけどね。
今まで儲けた人はもうそれでいいから、そろそろ本来の投げ銭システムとしてやりませんか?
VALUのシステムがクソであることと、ヒカルという人が人間のクズであることは全く別の問題なので、ヒカルという人はクズだと思いますが、
それでもヒカルのような人が出てくるのは必然であって、これで損したとか言ってる人は自業自得。
正直、こういう投機とも言えないような詐欺やりたい放題のスキームを持ち上げてる人は、投資のイメージが悪くなるからすごい迷惑だなぁと思います。
なので、損した人が文句をいうのであれば、ヒカルだけでなく運営がまずい、ということを言うべきです。今回の件で運営は悪くないというのはあまりに無理があります。
普段互助会ブロガーだけでなく運営に対しても批判的な目線がきっちり向けられているはてなを利用している感覚としてはVALU利用者は運営に甘すぎますね。
運営は全く問題ない。「包丁の使い方の問題だ」ってことにしたいひとばっかりですね。
言いたいことはわからないわけじゃないですが、VALUを存続させたいならそんな悠長なこと言ってる場合じゃないと思います。
こうやって運営を甘やかしている間は、運営が信頼を得ることは無いですし、ひいてはVALU売り出してる人も信頼されることはないでしょう。
そういう立派な理念というのは、言葉ではなくて「運営の仕組み」で示すべきです。言葉だけでいいならそれこそヒカルのように「詐欺師」が一番マトモなことを言えるんです。当たり前でしょう、責任取るつもりがないんだからなんとでも言えるんだから。
VALUが理念先行型になっていて仕組みが追いついていない間は、非常にリスクが高いですので、信用できる人の応援と割り切れない人は近寄らないほうがいいと思います。
長々と書きましたが、言いたいことはこのツイートに尽きます。
発行者側にリスクを全く負わせない仕組みはダメよ。
— ほいみん (@takechan0720) 2017年8月15日
このバランスが取れない限り、「リアルのお金に換金するためのお金を持ってきてくれるカモ」の参入はどこかで止まります。
VALUのシステムはBTCを使っていますが、今のところ、殆どの人にとってVALUで得たBTCは「VALU内でしか使えない独自通貨」にすぎません。
頑張ってVALU内で独自通貨を稼いでも、それが使い物にならなくなったらみんな興味を失ってしまいVALUは、かつてゴールドラッシュで盛り上がった街がそうなってしまったように、またたくまにゴーストタウンになってしまうでしょう。
現状のVALUはそういう不安定な状態です。そういう不安定な状況で、すこしずつ信用を勝ち取って利用者を増やしていく段階であったのに今回の事件が起きた。
この不安定な状態である間は存続が可能なサービスとは到底言えません。
VALUが存続できるとするならば、ちゃんと売り手が優待などで還元するインセンティブが働くようになり、それに対して妥当な適正価格が付いた頃です。
その頃にはイケハヤさんなどの山師は売り抜けていなくなっているはずです。
まぁその売り抜けの際に起きる地獄に、運営が耐えられるかどうかは、今回の運営の対応次第じゃないですかね。
続き書きました