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「命令されなきゃ、憎むこともできないの?」(ブルーアーカイブ#3 エデン条約編3.私たちの物語)

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「SHIROBAKO劇場版」今更見た :人生は都合のいいところで綺麗に終わってくれたりもしないけど、逆に言えば終わるまでは勝手に打ち切りにならないので生きてる限りはあがくしかない……

さすがにもうアニメ制作の話とか全然覚えてないし、これ2回見ないと全然わからん奴だな……。








改めて思うけど、この作品、情報量めちゃくちゃ多くてかなり覚えるべきこと多いのに、よく人気出たなあ……。

作中のキャラクターだけじゃなくて、視聴者の知識レベルを底上げしていくという過程があって盛り上がったんだよね。

「好きだから、で作ることは尊いことだ。
 だけど、それだけじゃだめだ。
 自分は何を作りたいのか。作ることでどうしたいのか
 それがないと、遅かれ早かれ挫折する」
 自信と自負を持ってアニメを作ってほしい。
 熱意と愛情と野心に満ちた
 自分を成長させ、見るものを楽しませるそんなアニメを!」

順調だった武蔵野アニメーションは「タイマス」というオリジナルアニメーションの製作していたが、権利問題で制作中止にとなり、社長は引責辞任。これが原因で一気に崩壊してしまう

note.com

当時マッドハウスが次回作として作成していた「夢見る機械」という作品がありました。制作に着手していた今敏監督が死去しました。この時点で公開が実質未定になり、制作費の回収目処がつかない状態だった

その1ヶ月後、当時マッドハウスの親会社であるインデックスの取引銀行だった日本振興銀行株式会社が経営破綻になりました。その余波はインデックスグループ各社にも影響します。ただでさえ作成していたアニメの制作費を回収できず、銀行・親会社に泣きつきたい時に親会社も経営危機になり、取引銀行は経営破綻し、回収の目処はつかずマッドハウスは2期連続の赤字になり、日テレが買収し、丸山社長は退任となりました

アニメから4年後が舞台になっている。


武蔵野アニメーションは、再起をかけウエスタンエンタテインメントから「劇場版アニメの元請け」の依頼を受けて制作に乗り出す

あの時、私たちがやり残したこととやれなかったことが、今ならやれる気がするんです!
それをやってみたいんです!

だって、やりたいって言わないと、何も始まらないから!

宮森は、制作進行兼プロデューサーとしてこの作品にすべてを賭ける覚悟で取り組む。



45分あたりからは、散っていった仲間にに声をかけ、さらに新しいメンバーも取り込んで少しずつ作品作りをはじめていく

・制作

・プロデューサー

・監督(絵コンテ・演出)

・脚本家

・キャラデザ

・メカデザイン・アクション作画監督(遠藤)

・作画監督(瀬川)

・原画

・3D監督

・美術監督

・音響監督 / 作曲家 / 音響制作 / 音響効果

・チーフアニメーター

・演出

・編集



52分から絵コンテ開始会議

・デザインやCG面のおりあわせで難航



55分ころから遠藤君復帰パ―ト

こいつ一人でくすぶってるだけならともかく、めっちゃ美人の妻に養ってもらってたのか……許せんっw



1時間あたりからすこしずつ作品が出来上がってくるシーンはやっぱりワクワクするな…

1時間10分のあたりで残り6か月を切る(3か月経過)

・声優オーディションが開始

・制作が不足

・脚本が完成する

1時間20分あたりで残り4か月を切る(5か月経過)

・絵コンテがなかなか上がらない

・演出が不足 /3Dアニメーションが難航

・声優が決定して収録開始

1時間30分あたりで権利関係にトラブルが発生する

・「勝手に作るな」「タイトル作るな」法務問題でそもそも放映できるかどうかが不明になる。
 武蔵野アニメーション崩壊の原因になった「製作中止問題」がまた繰り返すのかと心が折れそうになるが……

プロデューサーが考えなければいけないものを考えろ!

プロデューサーにとって一番大事なことは

作品を完成させること、そしてそれをお客さんに観てもらうことだ


・共同権利者である制作スタジオ「げーぺーうー」に宮井と一緒に直訴に行く


※このげーぺーうー、作品制作過程にストレスをもたらすために用意された「わかりやすい悪役」なのですがさすがにげーぺーうーの元ネタやモデルになった企業はないようです。

映画では降りたワーナー→罠→トラップ?(だかなんだか)
は前に教えてもらったけど
げーぺーうーは絶対にモデルを明かしてはいけないパターンだろうね
社屋もP.A.のそれらしい


私はげーぺーうー討ち入り幻想のバトルシーンめっちゃ好き。

と思ったんだけど、私が忘れてただけでこれTVアニメ版でも同じことやってたらしく、尺もとりすぎてて評判は悪いのか……

みやーもりの討ち入りは、TV版の焼き直し(木下監督の直訴)に見えるよね
TV版がキレイに終わってしまったから膨らませるのが難しかっただろうね

改めて思うけど、これだけリアリティ度外視の展開描いてるのに小野寺系さんはなんで、そのもっと手前のリアリティラインの話してたんだろう……。 やっぱりただのファッションポリコレおじさんじゃないのかな。 私と価値観が違い過ぎてちょと理解に苦しむ。


1時間42分時点で撮影→演出→V編とすすみ完パケ直前に(残り3週間)

作品ちゅうのホワイトボードに「CT(カッティング)→AR→DB(ダビング)」は完了したと記載されている。

funs-project.com

shirobako-anime.com



1時間45分 全体ミーティングでラスト部分の作り直しを決断する

ええ・・・ここの修羅場部分カットするのか…



1時間48分 ついに無事に劇場公開開始

5分ほど完成した作品のアニメーションが描かれる。

じたばたと見苦しく、前に進もう! 私たち、明日を目指して!

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「じたばたあがけば、変わるよ、きっと
 生きるって、永遠に、俺たたエンドだから」
「安直ね」
「でも悪くないよ」
「悪くないわね」

なんというか、スカッとカタルシスを感じられるような作品ではなく、PAWORKSとしての決意表明みたいな作品だったね。





こういう終わり方を見るたびに、CARNIVALの冒頭を思い出してしまうなあ。人生は基本的にこれと紙一重なんだろうと思う。

今思えば、いつかこうなってしまうと、初めからわかっていたのだと思う。でも、もし駄目になってしまうとしても、その前にゴールに駆け込むことさえできれば、何も問題がないと高を括っていたんだ。

ゴールはまだ見えない。あの頃想像していたより僕達は長生きしすぎてしまったんだろう。

一時停止ボタンなんかどこにもなくて、力いっぱい全部を出し切ったその瞬間に都合よく存在が消えて無くなったりもしない。 疲れ切ってしまって戦う気力なんか全部なくなって勇気とか希望とか自分を守ってくれるものが全部失われてしまって、映画だったら終わりとテロップが出るような場面が過ぎても生活は続いてしまう。決して止まらない。そこからが本当に人間が生きるということなのだろうと最近はそう思ったりもする。

ドラマが終わって興奮から冷めて何も心を守ってくれなくなって、これからはもっと大変な毎日が続くだろう。でもどんなに苦しくても心が死んだようになって 痛みも喜びも何も感じることができなくなってしまって、何をしても無意味に感じられてもうダメだと思っても、諦めないで自分に耐えて、もう少しだけ頑張ってほしい。

小さな頃に見ていたものはまだ何も知らなかった時代の幻なんかではなくて今でも見ることができるずっとそこにある変わらないものだった。辛くなるからって無理に忘れてしまわなくても良かったんだ。僕は気が付くのが遅すぎた。必要なものを自分で隠していたんだ。でもこんな僕でもまだ全て失ったわけではなかった。

世界は残酷で恐ろしいものかもしれないけれどとても美しい。思えばそんなこと僕らは最初から知っていたはずなんだ。

劇場版SHIROBAKOも、こんな感じのちょっとビターな作品でしたね。



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