頭の上にミカンをのせる

実を言うとこのブログはもうだめです。こんなこと言ってごめんね。でも本当です。少しだけ間をおいて終わりがきます。

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「ドント・ルック・アップ」 人類が愚かさゆえに敗北して滅亡するタイプの「シン・ゴジラ」

今年は英語の勉強をしようと思っており、まずは耳慣らし的にNetflixで洋画を見たり見なかったりしています。

The divisions in this country are bad enough. We don’t want more of that in our house.

They are not even smart enough to be as evil as you're giving them credit for. (そんな陰謀論通りの行動ができるほど彼らは賢くない)

They want you to look up because they are looking down their noses at you. They think they are better than you. Don't look up! They wanna rob you of your freedom.(なんで空を見上げようなんて呼びかけると思う?彼らがあなたたちを見下すためよ!彼らは思いあがっているのよ。空を見るな!自由を奪われるぞ!)

There is another fate, a way to not be too late. All obfuscate.(難読化・隠ぺい)

2時間以上の長めの映画です。

うーん。興味深い点はいくつかあったけど、テーマを盛りすぎててエンタメとしてはちょっとしんどかった。それよりも政治的メッセージがめちゃくちゃ強いので、そういうのが好きな人向けの作品だったみたいですね。もう「アルマゲドン」とか「インディペンデンス・デイ」みたいなシンプルな作品の時代じゃないってことなんかなあ……。


あえて言うと、作品途中でコンサートが行われるシーンがあるんですが、歌詞がマジ基地で笑ったw

ja.wikipedia.org

完全ネタバレ感想がWikipediaに上がっているので内容が気になる人はこちらを読んでください。というかまぁ、感想とかもすでに山ほど書かれてるので自分で語りたいことはあんまりないです。

ハフィントンポストの記事とか見てると、映画がただの「イデオロギーの宣伝」に使われている気がする

www.huffingtonpost.jp

映画『ドント・ルック・アップ』は、気候変動対策を訴える国際コミュニティ「Count Us In」と連携したキャンペーンサイトをたちあげ、「真実に目を向け、科学者の言葉に耳を傾け、行動を起こすべき時だ」として、次の6つのアクションを呼びかけています。

「ドント・ルック・アップ」と言いながら、「ルックアップ(見る、調べる)」どころか、観終わった後に「アクション」まで要求してくるーー。この映画そのものが、アダム・マッケイ監督とディカプリオら出演者陣の強い危機感を伝えるための装置であり、「私たち一人一人にやれること、やるべきことはある」という強いメッセージだった

極端に戯画化されたキャラクターや、アメリカ人大好きのお色気シーンで堅苦しさを取り除こうとはしていますが、お説教臭いメッセージがふんだんに詰め込まれていてクッソだるい映画でした。

とにかく思いつく政府批判やら資本主義批判をすべて詰め込もうとした作品という感じです。それを資本主義の権化たるNetfllixの資金で、資本主義の権化であるハリウッドスターがやるというのが面白いとでも思うべきなのかな。ハリウッドは昔からセレブリティの人たちが反政府の色が強いですが、まさにそんな感じですね。

style.nikkei.com

反体制、反権力というのもハリウッドの昔からの伝統。1950年代のマッカーシズムによる赤狩りをテーマにした映画『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』ではその源流ともいうべき時代が描かれている。その反権力の流れは、最近つくられた『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』といった娯楽超大作にまで続いている。

ただ、それゆえにこういう問題も出てきてるらしいし、表現の自由というのは難しいですね。
www.cinematoday.jp


なお、ハフィントンポストの記事と違い、背景まで含めてきちんと教えてくれているこちらの記事は参考になる

www.cinematoday.jp

2008年のリーマン・ショックをテーマにした『マネー・ショート 華麗なる大逆転』やディック・チェイニー元米副大統領を描いた前作『バイス』(2018)と同じく、今回も痛烈な社会風刺を効かせたコメディーだが、設定は彗星接近による地球存亡の危機という壮大なもの。『アルマゲドン』(1998)など過去のディザスター映画とラース・フォン・トリアー監督の『メランコリア』(2011)をマッシュアップ(混ぜ合わせること)したようなテイストになっている。 
着想のきっかけは、マッケイが10年ほど前から強い懸念を抱いてきた気候変動問題だ。

というわけで、こういうテーマに興味がない人が見るのはお勧めしません。

個人的には結構見ててしんどかったです。

1時間が経過した時点ですでに疲れており、まだ1時間あると知ったときの絶望感半端なかった。英語の勉強のつもりで聞いてなかったら途中で投げ出していたと思います。あんまり知らんけど、アメリカは日本よりはるかに映画やドラマコンテンツが強いらしいですね。だから教育や啓蒙といった部分における映画の役割が非常に強いらしく、ドキュメンタリー映画やら教訓めいたストーリーを好む人も多いのだとか。

この映画を見るくらいだったら、最初っから「ファクトフルネス」を読むといいんじゃないかなと思いましたが、「ファクトフルネス」を読む気がしない人にそれを読ませるための作品ってことかもしれません。


地球に隕石が降ってくる話だったので久しぶりに「そして明日の世界より」をプレイしたくなった。


そして明日の世界より――