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「命令されなきゃ、憎むこともできないの?」(ブルーアーカイブ#3 エデン条約編3.私たちの物語)

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「ゼロゼロ融資の終了」によってここからどんどん倒産が増えるのは確定だが、これをどうとらえるべきか…

prtimes.jp

newswitch.jp

問題は、これが経済再生につながるのかさらなる経済停滞をひきおこすのかが今のところよくわからないということだ。

ご存じだと思いますが今回のゼロゼロ融資は「無担保」だから、
会社を作ってお金を最大限借りてそれをどこか別の会社に移したうえで倒産すればまるっとお金が入るという仕組み。

まぁここまで露骨にやると国税庁の追跡の対象になるのでやってる人は少ないだろうが
「お金を借りて株式投資にツッコんで損したから倒産してチャラにする」みたいな話は何件か聞いている。
GoToToLoveるの時にも思ったけど、弱者の人を助ける仕組みではあったけど悪い人が悪用し放題の仕組みだったよね……。
生活保護叩いてる人たちがここら辺の仕組みを監視しろっていう声を全然聞かなかったけどな!

日本は上場企業でさえゾンビ企業が多く「テラ」というどう考えてもヤバイ企業でさえもう絶対にあかんというところから5年以上粘っていた


おかげで儲かってないのに投資先が分散してるのでそういう意味でも非常に効率が悪い。1日の出来高が10000株に行かないような企業がわんさかある(これはちゃんと調べる人にはチャンスなのだがたいてい出来高が低い企業は成長率も低い)


中小企業はもっとひどい。


別にどこぞのアトキンソンさんみたいにそういう店を積極的につぶすべきだとまでは言わないけれど経済のショックを引き起こさない程度に補助金を出してまで存続させるというのはあまり望ましくなく淘汰はやはり必要という話にはなるだろう。



岸田さんにはこういう人達の労働移動を促すような形の政策を期待したい。
岸田さんの10月の発表では新しい資本主義から「分配」という文字が消えて「成長」を強調する文言が増えた。
成長分野を定め、そこに労働人口を移動させたい狙いを示している。
ただ、成長分野はどれもレベルが高く教育が必要になるため、そのあたりがネックになる。


来年のテーマは間違いなく「リスキリング」だと思うので私も
そのあたりのテーマに沿った形で何かはしたいなと思う。



ただ、この問題ってニュースとかの報道の仕方では議論がずれた方向に進みそうだからとても警戒してる。


余談

www.youtube.com

いまでこそ悪者扱いされまくってるコンビニエンスストアだけれど

歴史的な経緯でいうと商店街を守るための法規制が厳しすぎて日本の小売業は長いこと生産性が低く

やる気のある人からするとなんもできないという事情があったんよね。

もともとは失業者対策だった「商店街保護」が、いつの間にか地域経済を停滞させる原因になってしまった

このあたりについて、インベスターZが「大店法」の話を一切せずにシャッター街の話をしてて

やっぱりあのマンガは全く信用できねえわ……と思ったの懐かしい。



余談 商店街の飲食店を閉めてくそ儲けてた人

もう本業としての仕事はやらずに補助金をもらって副業で食ってる人がかなり多い。というより、地元住民のためにまじめに店舗運営をやってる人が馬鹿を見るような状態だった。私はむしろまじめに店舗を続けてくれた人を尊敬するし感謝したいけど世の中残酷だ。

投資家オフ会で知り合った人で、28歳という超若いけど優秀なTさんという人がいる。以前にもちょこっとブログで触れてたことがある人がいるからご存じかもしれない。その人はコロナ期間中は両親がやってる飲食店を閉めるように促し、補助金をうけながら一家でひたすらUber、フードパンダなどのデリバリーに邁進していた。その結果一家の「利益」が月250万を超えるようになった。特にフードパンダが凄くてTさん個人では1か月で月100万近い報酬を得ていたことがあった。さらにその実績を公開することで注目を集めUberEatsの勧誘プログラムを使ってさらに収益を伸ばしていた(一時期はUberEatsに勧誘した人が一定回数配達をこなせば紹介者に2万円~10万円が支払われるキャンペーンが実施されていた)。

そして、コロナの底からソフトバンクG、東京エレクトロンやマネジメントソリューションズといった株をちまちま買って、Tさんの個人資産だけでコロナ前の800万が一時期は9000万くらいの資産になったことがあった(ソフトバンクGやマネソルの下落を食らって今は5000万程度まで落ち込んでいる)。仮想通貨以外でもこういうことをやる人がいた。