SSR理解ある彼くんの話。
医療関係者で知識がある上、裕福で経済的に余裕がある。
妻の難点も重々理解した上で、良い点だけを認めてくれる。
というよりも人としてより神のように扱ってくれる。「左ききのエレン」とか「ホーキーベカコン」を思い出すような関係。
「(あなたはすべてを捨てて離婚してしまったのに、今度は私に結婚を申し込むなんて)めちゃくちゃだと思います。それに、私は病気で子供も産めないし、家事もできません。あなたに何のメリットもないのに、結婚を申し込む理由がわかりません」 「はい、めちゃめちゃだと思います。こうして離婚してまた結婚したら、『やはり不倫だった』と言われると思います。でも、そんなことを気にしていられないほど、あなたの病は重い。家族が要ると思います。だから僕はそれに名乗り出たい。大変な人だから支えたいんです。好きになってしまったのを、言い訳しているのかもしれません。好きなんだと思います。妻が僕より先にこの気持ちに気づいて告訴〔ママ〕したんでしょう。不倫の事実はなくても僕はあなたを好きだったと思います。今それを認めます。だから結婚してください」
これはHAPPY ENDな感じですね。
一般的にはこういうケースが多そう
他にも単純にトラウマがあったり自己評価が低いだけでお互いに自立できてた人がお互いに支え合うとか
一人では生きていけないくらいメンタルに傷を負っていたけれどそれが癒えたら立派な社会人になれたケースなどもありそう。
割合としてはここが一番多いのかな。
少なくない割合で「共依存」だったり「DV」に近い関係になってるケースもありそう
実際には「アスペル・カノジョ」とか「セックス依存症になりました」とか「さざんか」みたいなケースもおおいのではないか……
男側の負担が異常に重たく、共倒れになるリスクが非常に高い「アスペル=カノジョ」タイプ。
www.tyoshiki.com
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実際はセックスで男性を支配しているだけなのに、破綻する直前まで「理解ある彼くん」に支えてもらっていると認識しているケースが「セックス依存症になりました」タイプ。
逆に、男に粗末に扱われているのに「自分は価値のない女だから」と受け入れてしまう「さざんか」「自虐の詩」タイプ。
さざんか(Aquilegia)https://t.co/0Z4A4NP6ct
— 飛び石@C100(日) 東セ-40b でした。 (@Tobiishisan) 2018年8月22日
著:神山彩
発達障害を隠しながら必死に笑顔を顔に張り付け、周りと協調しようと生活していく主人公。「普通」の人とのズレが、無理解が、何よりも辛い。
自分を否定され、自分を否定し続ける彼女がそれでも…
読後に もう一度表紙の彼女を見て欲しい。