Netflixのカルチャーでお馴染みの「有能だけど有害な人」=ブリリアントジャーク問題について、見極め方法・チェックポイントは画像に書いた3つくらいあると思ってます。
— さかいふうた @自営業になった (@fuuuuuta21) October 17, 2022
ただ、"誰の心にもひっそりと存在してるもの"なので、採用の見極めというか、まず自問自答する方が先かなと思ってます。 pic.twitter.com/ggQIPZei05
補足すると、「こういう人間って嫌だよね!排除しよう!」ではなく、「自分自身含めて、人はこういう性質を抱えてしまうのかもな。気をつけよ」という考えが適切だと思います。
— さかいふうた @ 組織開発 (@fuuuuuta21) 2022年10月18日
"自分の有能性を感じたい&確かめたい欲求"は誰にでもありますし、人は環境によって、善にも悪にも転ぶと思いますので。
https://t.co/2OcvDxAoZg
— さかいふうた @ 組織開発 (@fuuuuuta21) 2022年10月17日
こちらのドリームチームの章に出てくるBrilliant Jerkですね
ブリリアントジャークという概念について、これは行為次元の話であり、個人次元の話ではないので、どういう条件で発動してしまうのか?について考えることが大事なんじゃないかと思います。
— さかいふうた @ 組織開発 (@fuuuuuta21) 2022年10月19日
また、背景として、評価のシーソゲーム問題と、一軸で人を評価しがち問題などがあると思います。 pic.twitter.com/TOqLEtZZ9M
私の発動条件でいうと、「え?なんでJust Do Itすればいいのにしないの?」や「え?なんでガリ勉しないの?」と自分が得意めなところで、瞬発的に嫌味な感情が生まれます
— さかいふうた @ 組織開発 (@fuuuuuta21) 2022年10月19日
ブリリアントジャーク的な振る舞いは、"全般的な有能性"というより、"一軸的な得意技"からも生まれるのではないかなと思います。
そもそも、能力は文脈依存性が強いものであり、例えば、子育て領域で注目される非認知能力の中の実行機能(=目標を達成するために、自分の欲求や考えをコントロールする能力)についても、これが高いのが偉い!というのは一面的な捉え方で、未来に向かう力なのか、今を生きる力なのかの違いの話もある
— さかいふうた @ 組織開発 (@fuuuuuta21) 2022年10月19日
意味のない造語ではなく昔からある概念に名前を付けることに成功したことが重要
しんざきさんが「攻撃するために質問する人」という記事で触れていたやつですね。
blog.tinect.jp
リーダーである彼がチーム内でこういう「攻撃の手段としての質問」をし続けていると何が起こるかというと、まず「質問をされるような余地をそもそも残さないようにしようとし始める」んですね。
自分にはファクトに基づくロジックがあるから、それに反対する相手は「考えていない」と認識しているわけです。でなければ「ちょっとは考えろ」なんて言葉は出てきません。
※私はしんざきさんの書いた記事の中でこの記事が3番目に好きで、個人的には「ひろゆきは全くロジカルではない」ということをサルでもわかるレベルで丁寧に説明説明してくれているベストな記事だと思ってます。
しんざきさんはさらに踏み込んでおり、個人の問題でもあるが組織レベルで対策しないと必然的に発生するようになると述べてます。
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というわけで、今までもこういう存在が組織のパフォーマンスを下げるというのは経験則として知っていた。私が好きなマンガ「Thisコミュニケーション」でも冒頭にそういう話が出てきます。
www.tyoshiki.com
こういう存在に対して「ブリリャントジャーク」と名前を付け、組織としてそういうものを容認しないということを明言することはとても大事だと思います。 ※この際、しんざきさんが述べているように「ブリリャントジャークにもちゃんとロジックはある」ということは忘れないように。
ブリリャントジャークに隣接する概念として「カバードアグレッション」も知っておきたい
fujipon.hatenadiary.com
www.tyoshiki.com
この「カバーとアグレッション」の話は、古くて新しい問題です。「支持している人たちは、自分がターゲットにならない限りは支持し続ける」からです。というより、こういうやり口は「人心掌握術」として評価されてしまっている側面があるからです。
はてなブックマークでは東京大学における上野千鶴子氏の講演やキンコン西野氏の近大講演を肯定している人が多かったのが私にはめちゃくちゃ気持ち悪かったのですが、逆にいうと「ちょっとわかりにくくすれば」こういう方法は大いに有効であることがわかります。
こういうものを完全に否定したければ、我々の中にある「自分の敵であれば手段を選ばず殴っても良い」という行為そのものを消し去らないといけないと思います。
・嫌いな人でも、間違った方法で攻撃されていたらちゃんと擁護する
・好きな人でも、間違った方法で攻撃をしていたらちゃんと批判する。
・そういうことを一人一人がきちんとできるようにならないといけない。
最近でいうと、はてなブックマークの方々がパワハラおよび法令違反を堂々とやらかしてる明石市の泉市長を持ち上げてるのが前々から気持ち悪いなと思ってました。
エロ同人でよく見かけるやつだ(いい話だったのに台無し)
これだけブリリアント・ジャークが職場に溢れているなら、電子コミックで『 ブリジャン上司との恋愛モノ』が出てきてもおかしくないのかもしれない。
— さかいふうた @ 組織開発 (@fuuuuuta21) 2022年10月18日
有能だけど性格かキツい女上司をわからせるやつはとても人気があるジャンルなので
むしろこれ同人業界でこそ広まるべきネーミング
*1:あらためて思いますけど、はてなブックマークの連中、本当に「自分が気に入らないやつ」に対してはいじめとか集団リンチ大好きですよね。気に入らないやつをやっつけてスカッとしたいという小学生の倫理観のままで生きている。(コールバーグの道徳発達理論におけるレベル2止まり)自称ウィンプが群れていじめをやって喜んでるのがはてなブックマークという場所でものすごく醜悪だと思います。他の人はともかくはてブ民がいじめ批判してるのを見ると「おお、その資格はない」って言い続けたい。まじでどんだけ面の皮が厚いですか。幸いにしてはてなブックマークの人たちはあまりブリリャントとはいいがたいため、だいたい「またはてブの馬鹿がなんか言ってるよ」って感じで流されるから害は少ないんですが、今の状況でブリリャントの人が使い始めたらマジで人の心を破壊する殺人サービスになっちゃうよね