頭の上にミカンをのせる

「命令されなきゃ、憎むこともできないの?」(ブルーアーカイブ#3 エデン条約編3.私たちの物語)

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「やったねたえちゃん!」(完) 優しい嘘によるハッピーエンドで無事に完結!

「やったねたえちゃん!」のifルート。

たえちゃんが我慢せずにオジさんを殺した後の話。

たえちゃんそのものはあまり変わっていないが
裏の人格が芽生え、その人格は人殺しとして覚醒する。

みたいな話は連載開始時に話題になってたからいいとして。


連載終わったらしいので読んでみた。

やっとの思いでお母さんと再会できたけど、
お母さんは自分が邪魔で捨てただけだった……。

今までと同じように裏の人格が起動して母親を殺そうとするが、
たえ子は裏の人格と戦い、裏の人格をねじ伏せて母親を守り、母親との別れを告げる。


もともと裏の人格はおじさんではなく母親による虐待から
たえ子の精神を守るために芽生えた人格だった。

現実と向き合い記憶を取り戻したたえ子に対して
裏の人格は「役目を果たし終えた」として消滅しようとするが
たえ子はそれをおしとどめ、新しい家族になろうと呼びかける。


たえ子に力を与えた謎の存在の正体は明かされず、
また、謎の存在が力を与えた6名の戦士たちとの闘いも結局無しという
何もかもが中途半端な「ソードマスターヤマト」的な終わり方だが、読後感は悪くなかった。