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「中国で日本アニメが見れなくなる!?」:法人コンテンツ海外流通促進機構(CODA)が中国版権協会と著作権保護における戦略的提携を締結

coda-cj.jp

日本の会社は「これで海賊版が減って、海外でも売り上げが伸びるだろう」と考えているが
中国オタクの友人は真逆の意見で、「これで日本アニメは中国市場で完全に存在感を失うだろう」と主張している。

※この友人は麻枝准の作品のファンで、彼の作品を楽しみたいという理由で日本語をマスターし、コロナ前までは日本でSEとして働いてた超優秀な人なのだが「中国はすごい。習近平万歳。日本は衰退国。10年後にはオワコン」というバイアスが強い。あくまで1オタクの偏った意見として聞いてください。


他の中国オタクの方の意見がぜひ聞きたい。


彼の主張はこんな感じ

①中国アニメは映像技術的には日本とそん色なくなっているし数年後には日本を上回っているのは間違いない
(ビリビリでいくつか例を見せてもらったが確かにすごい)

②日本アニメの魅力は「中国では表現規制の関係で出てこないような作品が見られること」
(学園生活モノや、子供の人死にが出るような作品、あとは言うまでもなくお色気系。中国では歴史やファンタジーが圧倒的に強い)
(「推しの子」は未成年の子が妊娠している描写がアウトらしく、海賊版でしか見れないとのこと)

③中国オタクに需要があるアニメは、海賊版の形で見られることが多い。
正式な形で見られる作品は「SAO」や「無職転生」など限られた作品しかヒットしていない。
どちらかというと海賊版で広まって、グッズ展開で儲けるのが日本アニメの目指すべき路線。


④その海賊版が今後見られなくなるなら、中国オタクにとって日本アニメは需要がなくなり、存在すら認知されなくなるだろう。
日本のアニメ文化は日本を主体として考えすぎており、中国の立場を理解していないからこのような愚策を取る。

私の感想

正直、彼の意見はかなり偏ってると思っている。
そもそももはやアニメクリエイターは日本と中国が協業してるなんてのはざらであり、
いつまでも海賊頼りというのは、昔からbilibiliで見ている古いオタクの意見ではないかと思う。


中国でもAmazonプライムとかNetflixあるやろ・・・って言いたくなる。

日本の規模で考えれば、たとえ視聴者が減っても正式にお金を出してくれるユーザーが増えたほうが利益が出るし
その結果として日本のアニメ業界の収益構造が改善すれば作品の質向上や中国での展開も伸ばせるだろう。


ただラノベ原作アニメとかは中国では正規で見る手段がほとんどないらしく、このあたりの作品には影響が出るかもしれない

全体としては、さすがにぼっちざろっくクラスの作品が「海賊版対策で状況が悪くなる」とは全く考えてないが
「推しの子」のような作品、それからラノベ原作アニメには影響が出るかもしれずそのあたりはどうなるのかちょっと気になる。