宝石の国を今読むならAmazonよりDMMBoooksのほうがおすすめです。
— 読んだマンガ記録用アカウント (@kaitakusya39) 2024年12月15日
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宝石の国、真面目に読むとSFとか仏教のネタが沢山詰まってて、そういうのが面白い人にはたまらないのだと思うけれど
私にとっては終始「フォスフォフィライトが空回りしながらも頑張る物語」だった。
そしてなにより、SNSで他の人の感想を読むのが楽しい話だった。
とにかくフォスが何をやってもうまく行かないっていう展開がすっごい面白かった
大抵の物語って主人公頑張ったらなんだうまくいったりするじゃん。
自分を犠牲にしたら友達は守れたりするじゃん。
でもこの作品ってそもそも人間が主人公じゃないから努力して成長ってことにはならない。
成長って概念がないから変化するしか無い。
成長と変化ってだいぶ違ってて、変化には良いこととわるいことがある。
だからちょっとうまく行ったと思ったらすぐ落とされるみたいな展開がしょっちゅう起きる。
そんなわけで、この作品ってそのあたりのお約束が全然守られないからどうなるかわからない。
そんなわけで、主人公が他の作品ではありえないくらい変容したりひどい目にあったりするので感情が揺さぶられやすいのね。
実際の人間の身では到底体験できないような展開をいくつも楽しむことができるから
誰かと感想を言い合いながら一緒に読むと本当に楽しいと思う。
「よくわからん」というだけで食わず嫌いするにはすごくもったいない話だと思う。
SFというか「究極のなろう作品」って感じで読んでた
私にはSFってのがよくわからなくて。
どっちかというとなろう作品ばっかり読んでるので私にとっては「これ究極のなろう作品だよなー」って思いながら読んでた。
まぁ言葉なんかどうでもいいんですが。
だって、あらゆるものが現実離れしてて、人間社会の倫理とかとは一切縁がない世界なので。
SFってなんか人間性がどうとかそういうのがうるさいんじゃなかったでしたっけ(偏見)
この作品、別にそういう制約ないでしょ。
数億年前に魂と骨と肉に別れちゃったんならもうそれは人間じゃないべさ。別のなにかだわさ。
というわけで、読んだ人が無責任にどんな感想を抱いても多分許されます。
道徳とか人間性とかややこしいことはなしにしましょう。
思う存分思ったことを好き勝手に吐き出してみましょう。
yoshikimanga.hatenablog.com
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うちも、やったんだからさ。
連載途中で無料公開されることが何度かあって、そのたびにSNSは盛り上がってたけど
読んでる人は本当に自由に好き勝手なことを書きまくってて。
当時のカオスな感想とかもまとめられてるからいろいろチェックしてみると良いですよ。
なので、あまり身構えず、FGOくらいの感覚で、いや、FGOよりももっと適当に読んで読んでほしいなって思う。
「常になにが起きてるかわかって、目的地や報酬も明確で、なにもかもわかってる状態で読みたい」という人にはストレスかもしれないけれど
よくわからんなりについて行ったら、すっごいところまで連れて行ってくれる感覚もなかなか楽しいよ。
そして、フォスの運命だけは目まぐるしく動いててどうなるかわからんけれど
他の宝石たちは不変で、なにも変わらないから安心感あるし、
変わらないセカイで宝石同士のクソデカ感情楽しんでるだけでも面白かった。
よくわかんないけど、本来はSFってもしかしてこのくらい自由なのかもしれないね。
宣伝 冒頭でも書いたけどDMMBooksセールやってますん
また気が向いたら自分がおすすめのやつピックアップするかもしれなけいけど、今こちらのブログで記事を書く余力がないので取り急ぎ。
DMMBooksセールでおすすめなやつ 73%還元編
— 読んだマンガ記録用アカウント (@kaitakusya39) 2024年12月15日
1:めんつゆひとり旅
実用的。自分で味付けとかしたことない人は一度読んでほしい
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おまけ
大学の時に、「虎よ!虎よ!」を読んで、正直全然なにがおきてたのかが全然わからなくて。
適当に感想を語ったらSFガチ勢からめちゃくちゃ怒られてそれ以外苦手意識が強くなっちゃって。
それから十年くらい経って「紫色のクオリア」って作品が「虎よ!虎よ!」のオマージュであるって聞いて読んでみたら、こっちはわかりやすくて感動したなあ。
なんかあの時叱られまくって凹んでた気持ちが許された気がした。
その時のことをちょっと思い出した。
SFなんて苦手だよって人ほど読んでみてほしい。
あと大学のときの思い出というと、
大学の時はSFは怖い人が多かったから避けてたけど逆にロシア文学界隈の人はすっごい優しい人が多かった。
エロゲやってたら「ドストエフスキーについてわからんことがあったら何でも教えてくれる」というKさんって人と知り合って。
彼のおかげで読む前からカラマーゾフの兄弟についてはあらかた道筋を知ることができてそのおかげで私でもなんとか最後まで読むことができたぞ。
まっさらの状態で読めればその方が良いという話もあるだろうけれど
何もなしの状態で読んでもどうせ挫折してただろうから、これでいいのだ。
まぁ私はそこまでやってもらっても全然わかった気がしないところ多いんだけどヽ(・ω・)/ズコー
何事においても先達はあらまほしきことなり。