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「命令されなきゃ、憎むこともできないの?」(ブルーアーカイブ#3 エデン条約編3.私たちの物語)

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【ヘル朝鮮】韓国の大統領はなぜこれほどまでに悲惨な結末を迎えやすいのか ⇒ 韓国の「1期5年制」と「直接民主制」のおかげで国民のためのショーと化してしまっている

news.yahoo.co.jp

この記事を読んで韓国の大統領いっつも引きずり降ろされてるよな・・・って思ってたんですが
実際は任期中に職を追われたのは実は「朴槿恵 パク・クネ」のみでした。勘違いしててすみません。

1948年の建国から今日までの74年間において、任期中に制度的な手続きを経て国会により弾劾され、その弾劾が憲法裁判所に認められ最終的にその職を追われるまでに至ったのは、実は2017年の朴槿恵1人しかないのである。
国会の多数により簡単に首相を「不信任」できる議院内閣制とは異なり、韓国が採用する大統領制における「弾劾」には、遥かに高いハードルが存在する

ノ・ムヒョンさんも弾劾されたけど可決されなかった。今回のユン・ソンニョルさんでようやく二人目になるかもしれない、とのことです。


ちなみに戒厳令は44年ぶり。実際、最初に戒厳令のニュースが出た時はこの事件の話をする人が多かったですね。
news.yahoo.co.jp

尹大統領の戒厳令の宣言は、80年以来44年ぶりだった。その時に発令したのは、軍の実権を握っていた全氏。これにより光州市で学生と軍が衝突し、市民の間で多数の死傷者を出した光州事件につながっていった


それにしても、韓国ではだいたいの大統領が退任後にひどい目にあっているというのはイメージ通りでした。
日本では首相を退任した岸田さんがやたらいきいきとYouTubeやInstagramを楽しんでいるのとは大違いです。
togetter.com

どうしてこうなるのでしょうか?


「再任不可」の仕組みが思った以上にキツイ模様

www.nikkei.com

強大な権力を背景にリーダーシップを発揮しやすい半面、肉親や側近らが権勢を振るい不祥事に発展するケースが後を絶たない。
暗殺や自殺によって命を落としたり、自身や身内が有罪判決を受けたりと不幸な末路を迎える歴代大統領が多い。
再選を禁止しているため、任期末に大統領の影響力が低下し「レームダック(死に体)」に陥りやすい。憲法を改正して2期8年制に見直すべきだとの議論がある。


president.jp

韓国の憲法では大統領の任期は1期5年に限定されており
加えて仮に憲法改正によりこれが改められても、改正された内容は、改正時の大統領には適用されないことが定められている。

現職の大統領が次期大統領選挙に立候補することができないことを意味しており、
故に与党の多くの議員もまた、大統領のその任期が終わりに近づくと
現職の大統領から距離を置き、新たな大統領候補者の周りに結集することを余儀なくされる。
そしてその過程で、現職の大統領は見捨てられ、時にその不正や失政を糾弾されることになる


news.yahoo.co.jp

後任者が支持率を上げるために、あるいは自らのクリーンさをアピールするために前任者をダーティなイメージとして血祭りにあげる。
換言すれば、前職大統領は後任大統領のスケープゴートになっていると言っても過言ではない。
問題はこの伝統、慣習を韓国国民が寛容していることだ。その理由は、国民が票を投じて直接、大統領を自ら選ぶという大統領制にある。

韓国は国のリーダーに権力を与え、国の平和と繁栄のために任期の間、働いてもらう。
その一方で、絶対的な権力を与える代わりに、その権力を国民に返した時にはその5年間をきっちり清算しなければならない。


コレともう一つ問題になる要素として「イデオロギーによる国民の分断」というものがあるようです。

社会におけるイデオロギー的分断の進行である。
保守派と進歩派、日本的に言えば右派と左派の間の対立が激化することで
両者の支持層が固定化し、激しい対立の一方で、社会的な妥協をすることが難しくなる。


というわけで、「イデオロギーの分断」部分に特化して、あまりうまくない例え話を考えてみた

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