以前にも春夏アキトさんの「ザ・テクノロジ」の連載を紹介しましたがこのマンガは本当に面白いのでぜひ皆さんにも読んでほしいです。
今回は国内で培養肉の研究をしている「インテグリカルチャ社」の取り組みが紹介されていました。
遺伝子組み換え大豆にも抵抗がもたれる日本においても、実際に取り組んでいる会社さんがいるということでなかなか興味深いです。
2013年時点では1キログラム3000万円だった生産コストが、現在では30万円になっており、将来的には1kg 300円で生産できるようになることを目指しているそうです。
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このあたりはちょっと怖いな……。
こちらの「ザ・テクノロジー ~ワクワク技術研究日誌~」はコミックブーストにて公開中です!現在第1話のパワードスーツ回も読めますので興味のある方は是非に!https://t.co/POGiAlgLBH
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うまく言えないのですが
ぶっちゃけると個人的には抵抗感が結構強い分野です。
こうやっていろんな形ですこしずつ情報が提供されていくと嬉しいなと思います。
培養肉の旗手とされる「ビヨンドミート」はすでに時価総額1兆円近くなっているのですが売り上げは年間で130億程度。テスラ以上に超過大評価されてます
というより代替肉はもう未来の話ではなく実際に販売されて食されてますからね。
現時点ではまだまだ課題が多いようです。
こう言っちゃ申し訳ないのですが、とにかく見た目がグロいです。そして臭いがキツイです。
ものすごい臭い!石油っぽい?なに?なんとも嗅いだことのない、生臭いというのか、いや、生臭くはない。なにか、あきらかに加工物の臭い・・・ある人のブログには「キャットフード」または「ドッグフード」のようだと書かれていましたが、ビヨンドバーガーの臭いはなんにも属さない、嗅いだことのない不思議な臭い・・・
焼き始めるとさらにものすごい臭いがしてきました。同居している人は「ガマンできない!!君はナニを焼いてるんだ!?」と叫びながら家じゅうの窓を開け放っていました。お肉を焼いている香りとは全く違います。香ばしいというより…ウワァ~っ!!という臭い・・・。
一方で、味や触感は悪くないのだとか。
食感は悪くありません。ウェルダンのお肉って感じ。味はしょっぱくもなく、雑味も臭いもありません。
大豆は入ってないという事ですが、やはりソイミートに近い食感です。
見た目や調理部分などが重要になってきそうですね…いよいよSFの「人口肉」の世界のような気がします。
日本だと受け入れられにくそうなのだけれど、すでに100億円以上の市場規模があるというから驚き
Beyond Meat(ビヨンドミート)がMcDonald’s(マクドナルド)との提携で開発したMcPlant(マックプラント)バーガーも、第3四半期決算の売上がアナリスト予測を大きく下回ったことによる株価下落を防ぐには十分ではなかった。
大幅な期待割れに、株価は市場閉鎖後に29%近く下落した。米国時間11月10日の決算報告で同社は売上9440万ドル(約99億円)、1株あたり損失28セントを報告、アナリスト予測は売上1億3280万ドル(約139億2000万円)、1株あたり損失5セントだった。
同社の第3四半期の純損失は1930万ドル(約20億2000万円)で、1年前は410万ドル(約4億3000万円)の純利益だった。一般株1株あたり純損失は31セント、前年同期は1株あたり6セントだった
食肉業界は年間200兆円(年間3.3億トンほど消費されています)産業なので、100億っていっても微々たるものなのですが
ここを置き換える存在となるとそりゃ確かにテスラ以上の企業に成長する可能性は無きにしも非ずです。
とはいえなんというか、、、生理的にすごい抵抗感あるんだよなー。
あと数年で日本でも代替肉がひろがりはじめるとのことなんだけれど私対応できるのかなー。うーん。
- 作者:藤澤勇希
- 発売日: 2019/03/08
- メディア: Kindle版