「優駿の門」で主人公の相棒となる馬・ボムクレイジーはグリーングラスの仔という設定になっているのだがちょうどこのタイミングでグリーングラスが出てきておっ!ってなった。
ちなみに
・「優駿の門G1」で主人公の相棒となる馬は父馬がボムクレイジーで、母父はナリタブライアン。
・「優駿の門ピエタ」で主人公の相棒となる馬は父馬がオグリキャップです。
どんどん古くなっていってませんか?
オグリキャップ産駒はさすがに無理があるやろ……って思うけどもともとグリーングラス産駒の時点で無理があるからこれはこれでいいのか…な?
- 作者:やまさき 拓味
- 発売日: 2017/05/26
- メディア: Kindle版
1話 グリーングラス
TTGの中で最後まで生き延びた馬。
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25歳になって種牡馬引退することになり、ずっと過ごしていた荻伏牧場を離れ佐賀県に移される。「グリーングラスを見守る会」が抵抗するも、所属が日本軽種馬農業協同組合の種馬場だった以上種馬引退したらどうしようもなかった。
1997年に種牡馬を引退。その後は佐賀県佐賀郡富士町(現・佐賀市)のエンドレスファームに引き取られ全くの個人負担で余生を送った。
北島さんという人はとてもいい人だったらしい。
晩成の長距離血統と思われたせいか産駒にさほど恵まれなかったが、数少ない産駒の中から産まれたリワードウイングが1985年のエリザベス女王杯を制す。国内産種牡馬不利の情勢下の中で1頭ながらGI馬を輩出し、その他では金杯 (東)・AJCCを勝ち、引退後には東京競馬場で誘導馬を勤めたトウショウファルコや短距離戦線で活躍したトシグリーン、阪神3歳S3着・弥生賞2着のツルマルミマタオーなども活躍した。
って、グリーングラスってあの超イケメン・トウショウファルコの親だったんか。
2話 アサカリジェント
弥生賞で優勝したが、皐月賞でミホノブルボンの3着に敗れた馬。
皐月賞の後骨折し復帰のために努力していたが報われず結局乗馬クラブへ。
複数人で所有されることになり、蹄鉄の変更がうまくいき回復。乗馬として大会に参加できるまでに回復する。
4話 ブラックスキー
夢とは、出口の見えない闇の中を目的に向かってただひたすら
全速力で突っ走っていることなんじゃないかと。
出口が見えた時、それはもう夢ではなくなるんじゃないかと。
マルゼンスキー産駒として期待されながらも、ケガに泣かされGⅢを2勝しただけで終わる。
血統がよかったので種牡馬入りするも、種牡馬として1年目に数頭の種付けを終えた後ロボット病(?)にかかる。
その後は自殺するように馬房の壁に頭を打ちつけて死亡。