前々から私はこの本の著者である「宮口 英樹」さんにはちょっと懐疑的な立場である。
エビデンスがない情報を拡散しているという批判もある。
togetter.com
私は「ケーキの切れない非行少年」を読んで序盤までは納得しながら読んでいたので序盤の内容はブログでも紹介したこともある。しかし、そのあと紹介しなくなったのは途中で「なんかおかしいな」と思ったからだ。なので2も読んでない。
www.tyoshiki.com
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んで、最近も話題になってたので宮口 英樹さんの動画を見てみたのだが……
このテストの答え合わせが「ちょっとまてやゴルァ!」っていうものが多かった。
人によって結果が分かれるようなテストをやってみて宮口さんの用意した結論以外の答えにたどり着くといろいろこじつけて「認知能力に問題がある」とされてしまうのだ。
この人、本当に専門家なのか?認知能力を本当に測れているのか?もしかして「ただのマナー講師のタチ悪いバージョンでは?」と思うようになった。
たとえばこれ。
「5つのりんごを3人で平等に分けるにはどうしますか?」という問題だ。
これについて、みなさんはどう考えましたか?考えた上でスクロールしてくださいね。
この問題は「通常は」計算問題とは考えない。頭の中で5個の林檎を思い浮かべてそして3人に1個づつわけて残りの2個をどうやって分けるかを考えます。しかし彼はそれができない最初から計算問題だと思いこんでいる。この解決方法しかない!って思考が固くなっちゃうんですよね
・・・
・・・・・・は??
何言ってんだこの人。
それを言うなら、5個を3人で分けようとする時点でおかしいでしょ。
計算問題じゃなくていいならならケーキを三つに切り分けてください問題だって大きさバラバラでよくなるじゃん。
何がやりたいんだこの人。
なんか宮口さんの中に「私がこうあるべき」っていう考えがあって
それ以外は全部認知能力に問題があるっていう判定されるのか?
前からなんか胡散臭い人だな……とおもってたんですが
改めてこの人はかなり危険だと思うようになった。
ぶっちゃけ、私はこの動画見る前にこの記事を読んでたので宮口さんがおかしいことを言ってるかもしれないというのは覚悟した上で見たけど、それでも「えええ……」ってなったんですよ。
私は発達障碍当事者なので、この人については発達障碍者にとっての困難や悩みを解決するために、SSTとか認知機能向上というとても大事な取り組みをしてくれている人だと思ってガードが下がってたところがあります。もうちょっと気を付けてみていかねば……。