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痴漢の数を減らしたいなら、たとえ嫌でも痴漢及び現状の痴漢対策のことを理解する努力はすべきで、その部分をスキップして述べられる素人の意見にはあまり価値を感じない

anond.hatelabo.jp

痴漢の議論におけるはてブ民のコメント本当にひどい。

痴漢というものを減らしたいのであれば、まず嫌でも痴漢というものを理解するというプロセスが必要なのにその意志が全く感じられない。

ただ自分がいい人ぶりたいという欲求しか無いのではないか。



なにか問題を解決したいならまず問題を理解するってのが大事ではないだろうか。

にも関わらず、とりあえず気に入らないものを悪魔化して、悪のレッテルを貼ったら誰かがなんとかしてくれるという他力本願の姿勢が透けて見えるケースが多い。

問題提起や問題指摘をするところまでしか考えてないから、当然問題提起の姿勢そのものもずさんなことが多く、気に入らないものをとりあえず訴えればそれでOKだと思っている。


誤解されそうだから一応言っておくと別に問題指摘したから自分で問題解決まで全部やれと言ってるのではない。

ただ、少なくとも問題解決について自分の頭でも考えてみることくらいはやるべきではないか。

解決のための行動を考えずに問題指摘するだけなら赤ん坊でもできる。嫌だと思ったことは泣いて叫べばいいのだから。

それと同じレベルで本当にいいのか。

それで、親でもない人が自分の望んだ通りに動いてくれると思っているなら、それこそ狂気ではないか。



実際に「解決について考えてみる」をやってみるといろんなことがわかる

問題を指摘するだけでなく、

その問題解決のためにこういう取り組みが必要で、それは自分だけでは出来ないからみんなの協力が必要だというところまでは考えてみるべきだ。

そうやって考え始めてみれば、「そんな事言われても自分では解決策なんて考えつかない」ことに気づくはずだ。



そうすると次に、「今実際に痴漢問題について取り組んでいる人たちのことを知ろう」となるだろう。

臨床ではどのようなことが行われているのか、現場ではどのような対策が取られているのか。

そういうことを自分は本当にちゃんと知っているのか?と自分の知らないことが見えてくる。


www.tyoshiki.com

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note.com

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私はそれでもこのくらいは一通り確認したし、痴漢対策を研究してる本は数冊読んだ。それでもまだ全然理解できてないなと思ってるので、上のはてブ民みたいなドヤコメントをするつもりにはなれない




自分が知らないことや考えたことがないことが見えてくればいろいろ情報を調べてみて、解像度が上がってくる。

そうすると、今まででは考えつかなかったことが考えられるようになるのではないか。

「現時点でここまでは来ている。じゃあ次はこれが必要だ」という感じで次のステップを考えられるようになるのではないか

問題解決について前進している感覚が分かってくれば、今まで抽象的でネガティブな愚痴しかいえなかったときよりは、心が落ち着くのではないか。


実際は、分かってくれば来るほどそれが難しかったり途方もない時間や手間がかかることがわかってより絶望することもあるかもしれない。

それでも、はてブで分かったような口を聞いて正義ぶってるクズよりはよほどまともなことを考えてコメントができるようになると思う。





痴漢の実像についてはすでに色んな本やメディアで語らえているが、はてブで痴漢についてこれらの議論を踏まえたうえで発言してる人がどれだけいるのか

男が痴漢になる理由

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「仕事を1週間がんばったから痴漢してもいい」と自分でルールを定めていた会社員。「もし自分の妻や娘が性犯罪に遭ったら?」という問いに、「相手の男を殺しに行く」と臆面もなく答えた妻子持ちの性犯罪者。
性犯罪の実態と世間一般が「痴漢」に抱くイメージではすごく乖離がある

痴漢は「性欲」だけではなく「釣り的レジャー感」、「反撃してこない相手に好き勝手するイジメ」と「ギャンブル性」、そしてネットでは仲間に報告したりする「チキンレース性」も備わった複合的快楽による犯罪。スリルやリスクを冒してまで成功した達成感や、抵抗してこない相手を支配・征服した優越感に浸れるとか。それによって、日ごろのストレスを忘れるんです。

1:痴漢は性欲駆動ではないケースのほうが多いというのはさすがにもう知られているが、メカニズムはちゃんと理解しておいた方が良い

痴漢をしている人にとって痴漢というのは性行為ではないケースがかなり多い。

「はてなブックマークで嫌がらせコメントをしても怒られないこと」や「ソシャゲにハマること」とほぼ同じってことですね。
ちょっと難易度が高いゲームや、デイリータスクに挑んでるような感覚になってるひとが多いようです。
たまたまその人達にとってドーパミンが出る行為ならなんでもいいわけです。



2:はてブ民の中には痴漢予備軍は結構いると思われる。

なのではてブでクソコメントを書き、それがどんどんエスカレートしていってる人は痴漢予備軍といって間違いないでしょう。
人が嫌がることをして、それをたしなめられても止められず、どんどんエスカレートしていくことを制御できない人間だからです。

あと、上でも書かれているように、いじめ自殺や痴漢犯罪の話題の時、はてブコメントで大げさに憤りのコメントを書くひとがたくさんいます。
本人は「俺は痴漢とは無縁だ」というアピールのつもりかも知れませんが実際はそういう正義の話題になった時過激なコメントをする人のほうが痴漢をしやすいらしい。
わかったら、次から正義アピールのつもりで過激なコメントするのは控えたほうが良いです。

ツイッターの正義界隈の人とかも、自分は正義だから痴漢などとは無縁って思ってるかも知れませんが
SNSで正義活動していた人が痴漢をやっていた報告も書かれているし、
むしろレイプ犯や盗撮行為をやってた人が過激なフェミニストとして振る舞っていたケースから
そもそもリベラルの有名人が支援者にレイプしてたケースが何件もあることはみなさんもご存知でしょう。

全然関係ないんですよ。

ひとごとのように行ってますが私もそうでしょう。ストレス解消にブログを書くのをやめられないわけですから。
私はたまたま痴漢をしたいと思わないし、そのトリガーがまったくなかっただけの人間でしかない。

本当に痴漢をなくしたいなら、痴漢のことについてはちゃんと理解しておいた方が良いかもしれない。

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